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今回も、発声と滑舌のセミナーに分けました。
では、例によって、いただいた感想から抜粋…。
自分の欠点や苦手なことをさなえさんに指摘していただいて、
今後どのようなトレーニングをすればいいのかわかりました!
また、今まで自分は地に這うような声しか出ないと思っていたので、
クリアな声が出たときはすごく感動しました!
一生懸命教えていただいているのに、できない自分がはがゆくて、くやしくて…。
でも、とても楽しかった。
さなえさんの本を拝見するまで、舌について考えたことがありませんでした。
私にとって、あの本はとても画期的でした。
ぜひ、多くの人に読んでほしくもあり、ちょっと隠しておきたくもあり…(笑)。
セミナーも、またぜひ参加させていただきたいです。
母音の発声も、舌の動きや、唇を直して発声すると、
明瞭な音になって、効果を実感しました。
自分ができていない点を自覚することができ、
今後何をしていったら良いのか明確になりました。
また、声が前より出しやすくなった、「イ」の発音が変わったなど、
セミナー中にも発声発音に変化があり、
今後もっと変われる!とワクワクしています。
セミナーでは一人ずつ見てもらえたのがすごく大きかったと思っています。
さなえさんにその場でアドバイスされたことをすると、
ちゃんとおなかから声が出ている感覚が掴めました。
また、滑舌も舌の位置がほんの少し違うだけで
こんなにも綺麗に発音できるのかと驚きました。
******
効果がすぐ表れると、モチベーションも上がりますよね。
私の感想は、
発声の希望者の方が多かったので、時間配分も少し変えたので
ちょうどいい具合で、とても教えやすかったです♪
では、セミナーご希望の方は、以下をよくごらんのうえ、お申し込みください。
注※: 前回お申し込みの方は、自動的に次回のご案内もいたしますから
何度もお申し込みなさる必要はありません。
但し、こちらからのご案内に、
半年以上なんのお返事もない方には、ご案内が行きませんので
申込みを再開したい場合は、またフォームからお申し込みください。
●PC用メールフォーム ←スマホの方も、こちらで大丈夫だと思います
●携帯電話用メールフォーム
ご予約いただいた方には、
セミナー開催日の2週間~10日ほど前に詳細をご連絡いたします。
(フォームからのお申し込みは、あくまでもお知らせの申し込みです。本当のご予約は、詳細お知らせにお返事をいただいて…となります)
お問い合わせメールは別になっています。
詳しくは、HPか、ブログのゼミ概要のページをご覧ください。
CD付き 人生が変わる 声の出し方 (すばる舎 リンケージ) ¥1600+消費税
本書の目玉は、「下唇のしわしわ力」!!
口は広げるのでなく逆に縮めるべきという画期的な新理論で、
一瞬にして、滑舌良く、通る声になる体験をしていただけます。
そして、アクセントを使った言葉の山のイメージ!!
文字だけの説明では難しいのですが、CD付きなので、楽に理解できます。
他にも、
「喉声の一番原因、首に力が入りすぎている人の対処法は?」
「舌小帯問題はどこまで気にすればいいの?」
「声が通り、滑舌良くしゃべるにはどうすればいいの?」
そんな疑問に、実践的に答えた本です。
本の詳しい内容はこちらをごらんください。
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もう一歩先を学びたい方はこちら !
「魅せる声」のつくり方¥ 940+消費税 (講談社:ブルーバックス)
『笑うツボ』『舌の反り』『前位舌』の三大理論を実践と理論の両輪で解説しています。
50音一つずつの舌の位置・形なども、すべてを網羅しています。
また、無声化、鼻濁音、アクセントといった、標準語には必須の要素と、
それらをすべてマーキングした「外郎売」も収録しています。
「人生が変わる 声の出し方」で、よく通る効きやすい声を手に入れた後は、
ぜひこちらで、その上のレベルを目指してください。
特に、声のプロを目指す人には、絶対に必要なことが網羅されていますから、
養成所などに通っている人も、ぜひお読みいただきたいと思います。
すでに、いろいろな声優養成所の先生方も、参考になさってくださっている本です。
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「魅せる声」のつくり方-3大新理論があなたの印象を変える-正誤表のページもどうぞ。
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励みにしますので、2ポッチ+解析をお願い♪
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Mさんへ
質問が公開になっていませんでしたのでイニシャルにしました。(笑)
では、以下のご質問にお答えします。
>原稿に「貴方の町の冷蔵庫になりたい」という文章がありました。
>「あなたのまちの」は「まちの」は尾高でいいんでしょうか。
>尾高で読んじゃいましたけど「どっちなんだっけ」と思ったもので。
>全体でひとつの単語になるときは「の」はあげたまま・・ですよね?
>「平板」になるのかなぁ・・と考えたらわかんなくなってしまいました
*****
まず一つずつの単語を見ていきましょう
貴方の町の冷蔵庫になりたい
あ/な\たの+ま/ち\の+れ/いぞ\うこに+な/り+た\い
中高 + 尾高 + 中高 + 平板 + 頭高(もしくはまとめて中高)
こうですね。
さて、助詞の「の」には以下の2つのルールがあります。
1「平板・尾高の修飾語」と「短い平板型名詞」を、
助詞の【の】を使って一つの意味の塊にした言葉は、
全体を「尾高」に変化させることが多い。
2「尾高」の単語や、まれに「中高」の単語を「平板」に変化させる場合がある。
「町の冷蔵庫」と言う場合は、2のルールに当てはまります。
ですから
「ま/ちのれいぞ\うこ」と、「町」という尾高の単語が平板に変質します。
しかし、
「あなたの町の冷蔵庫」
と体言止めで言う場合は「冷蔵庫」が文章のキーポイントですから
このような場合は、ほぼ、尾高のままで読みます。
ところがこの文章は、「冷蔵庫になりたい」とつながります。
つまり「なりたいのでお願いします ! 」がこの文章の隠れた本質です。
ですから、「町の」を尾高で読むのも絶対に間違いとはいいませんが
その読みだと「なりたい」という、この文章の隠れた本質が飛んでしまいがちです。
というわけで、私でしたらここはあえて平板に読み、
その代り、「の」や「冷蔵庫に」にイントネーションでの上げ下げをつけてニアンスのある読みにします。
売れっ子のプロのナレーターは、たいてい私と同じように読むと思います。
ただし、このイントネーションの付け方は難しいですよ。
「の」を平板にすると言っても、イントネーション分は下げますし、
冷蔵庫の上げ目も下げ目も、尾高で読むときとは変わります。
とくに助詞の「に」が一番難しいはずです。
つまり、この文章の読み方のレベルとしては、
*「まちの」の「の」を単純に平板で読むのは素人
*「まちの」の「の」を尾高で読むのはセミプロ
*「まちの」の「の」を平板にはするものの、イントネーションで前後を変えて読むのがプロ
ということになると思います。
ご参考になりましたでしょうか?
では、以下のご質問にお答えします。
>原稿に「貴方の町の冷蔵庫になりたい」という文章がありました。
>「あなたのまちの」は「まちの」は尾高でいいんでしょうか。
>尾高で読んじゃいましたけど「どっちなんだっけ」と思ったもので。
>全体でひとつの単語になるときは「の」はあげたまま・・ですよね?
>「平板」になるのかなぁ・・と考えたらわかんなくなってしまいました
*****
まず一つずつの単語を見ていきましょう
貴方の町の冷蔵庫になりたい
あ/な\たの+ま/ち\の+れ/いぞ\うこに+な/り+た\い
中高 + 尾高 + 中高 + 平板 + 頭高(もしくはまとめて中高)
こうですね。
さて、助詞の「の」には以下の2つのルールがあります。
1「平板・尾高の修飾語」と「短い平板型名詞」を、
助詞の【の】を使って一つの意味の塊にした言葉は、
全体を「尾高」に変化させることが多い。
2「尾高」の単語や、まれに「中高」の単語を「平板」に変化させる場合がある。
「町の冷蔵庫」と言う場合は、2のルールに当てはまります。
ですから
「ま/ちのれいぞ\うこ」と、「町」という尾高の単語が平板に変質します。
しかし、
「あなたの町の冷蔵庫」
と体言止めで言う場合は「冷蔵庫」が文章のキーポイントですから
このような場合は、ほぼ、尾高のままで読みます。
ところがこの文章は、「冷蔵庫になりたい」とつながります。
つまり「なりたいのでお願いします ! 」がこの文章の隠れた本質です。
ですから、「町の」を尾高で読むのも絶対に間違いとはいいませんが
その読みだと「なりたい」という、この文章の隠れた本質が飛んでしまいがちです。
というわけで、私でしたらここはあえて平板に読み、
その代り、「の」や「冷蔵庫に」にイントネーションでの上げ下げをつけてニアンスのある読みにします。
売れっ子のプロのナレーターは、たいてい私と同じように読むと思います。
ただし、このイントネーションの付け方は難しいですよ。
「の」を平板にすると言っても、イントネーション分は下げますし、
冷蔵庫の上げ目も下げ目も、尾高で読むときとは変わります。
とくに助詞の「に」が一番難しいはずです。
つまり、この文章の読み方のレベルとしては、
*「まちの」の「の」を単純に平板で読むのは素人
*「まちの」の「の」を尾高で読むのはセミプロ
*「まちの」の「の」を平板にはするものの、イントネーションで前後を変えて読むのがプロ
ということになると思います。
ご参考になりましたでしょうか?
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