>>  ☆アニメ声優になるには
09 26
2010

☆アニメ声優になるには

声優を目指すのに養成所・専門学校などのスクールに行く必要があるのでしようか?

今回の質問はこちら。
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●やっぱり本気で声優を目指すのであれば、
無理してでも養成所には通うべきでしょうか?
●大手事務所のオーディションというのは、
どのように受けるものなのでしょうか?
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今現在日本には、潜在的にでも「声優になりたい」と思っている人は、
多分10万人ぐらい 2014修正50万人ぐらいいると思います。(笑)

この中で、すでにレッスンを受けているとか、
「何かしらの行動を起こしている人」と限定したとしても、
声優志望者は3万~4万人 以上2014修正→10万人以上いるのではないでしようか?

2014追記
下記も修正をしてありますが、
この文章を書いてから3年半でますます増加の一途をたどっていますので
数字を修正しました。


そのぐらい、声優の人気はすごいものになっています。
昔の「歌手・アイドル」にあこがれていた層が、
今、声優になりたいと思っている人たちの層に限りなく近い気がします。

でも、声優の場合は、
最近アイドル化が進んでいるとはいえ、
「見た目は関係ないでしょ」という部分も少しはあるので、
『アイドルは無理だけれど、声優なら…』という感覚で
多くの人が目指してるように感じます。

また、歌などは、うまい下手がはっきりわかりますが、
しゃべり言葉は、日本人として生きている以上誰でもしゃべれるので
自分でも簡単になれるように思う人が多いのでしょう。
ひと声だけの「アニメ声のものまね」なら、誰でできますしね。

他にも、「声だけなら、人付き合いが苦手でも何とかなる」という勘違いをした
コミュニケーション能力不足の人もかなりの数が目指しています。
(声優といえど、商品は「人」そのものです。コミュ力のない人はなれません。ところが、こういう勘違いする人が多すぎて、授業にならないところがよくあるそうです。そこで困りはてたある学校は、「スターティング」という人付き合いのイロハを教えるクラスを作ったというわけです。)

もっとも、声優を目指し養成所や専門学校などに通い始めると、
多少なりとも現実が見えはじめます。

また、同じ「声の仕事」と言っても、
アニメの声優・洋画の声優・番組のナレーターと、
個性によって目指すところが変わり始めてくるでしょう。

ですが今回は、「アニメの声優」という事に絞ってお話していきます。
あくまで、「アニメの声優」に関する記述ですので、
ナレーター志望の方は、単に『参考までに』程度に読んでくださいね。

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まず、声優志望者のうち、
専門学校や養成所に通っている人はどのぐらいいるのでしょうか?

そもそも、声優養成をしている「専門学校」は、関東だけで20は確実にあります。
全国展開をしている学校や、地方都市のみでやっている学校など合わせると
全部で100校以上はあるでしょう。

事務所付属の「養成所」も大小合わせれば「100以上」でしよう。

ちなみに、最近は、「声優養成」を掲げたほうが生徒が集まるので、
役者の事務所はもちろん、明らかなモデル事務所・結婚式の司会事務所でも
(エキストラに毛が生えた程度の仕事しかない事務所ですら)
育成内容や、事務所の仕事内容に「声優」と入れているところが多々あります。

そういうものも入れると、「事務所付属の養成所」は150以上、
下手したら200以上になるかもしれません。

もちろん、地方のタレント系の養成所(専門学校)でも、
続々と「声優(俳優)コース」が誕生しています。

(実際は「声優」とうたっているだけで、基本は役者のためのコースで、講師は地方の舞台関係者ばかりなどというのがローカル校の実態だったりします。声優といえど、役者の一部ですから芝居の勉強をしなくてはならない…というのは正論ですが、それなら何も声優コースではなく、役者コースのままでいいはずですよねぇ。しかも、演出側の人ばかりでアーティスト側の講師が全くいない学校というのは…。)

というわけで、育成機関の数は、全国で200、いや、250以上あると考えた方がよさそうです。

…ってことは、1校平均100人前後が新入学するとして、人数を仮定すると
2万人以上の人数が、毎年、声優を目指して
何かしらのレッスンを始めている計算になります。

しかも、養成期間はだいたい2年~8年だと思われますので、
まぁ、平均5年とすると、×5で、10万人!! w(◎o◎)w
実際、全国展開の養成所になると、1万人以上の生徒を抱えているところもあります。

途中でやめる人もたくさんいるでしょうが、
8年どころか10年もめげずに頑張る人もいますから
確実に10万人は、今現在どこかで何かしらのレッスンを受けていると思われます。

でも、その数字で計算すると、あまりに膨大でクラクラするので、(笑)
とりあえず、声優の勉強をスタートさせているのは
「毎年2~3万人」の計算で話を進めていきます。

なお、個人で教えていたりボイトレ系の学校などは、
ダブル受講だったりセミプロになった人たちが行ったりしていますから
これは計算に入れないでおきましょう。
しかしそれでも、
劇団(児童劇団を含む)などから声優事務所に移行してくる人など
声優系養成機関以外からの参入者も多いですから
ライバルはもっと膨大だと思ってください。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

さて、ではここで1つ目の質問にお答えしましよう。

●やっぱり本気で声優を目指すのであれば、
無理してでも養成所には通うべきでしょうか?


まず、声優のお仕事をするためには、
とにかく、どこかの声優事務所に入らない限り無理だと思ってください。
(声優で有名になってからフリーでやれるというのは、また別ですよ。)
さんざんフリーで色々な仕事をしてきた私ですら、
声優をやるためには事務所に入るしかありませんでした。

ですから、声優になりたいのなら、
どこかの事務所に入れてもらうしかありません。

ではどうやって入るか。

一番の正攻法は、やはり、
「自分の入りたい事務所」の養成所に行くことでしょう。
そこで認めてもらえれば、
ジュニア等の段階を踏んで正式所属させてもらえます。
(専門学校は、「卒業後、事務所に続々合格」などとうたっていても、実態は「事務所の養成所に合格した」というのがほとんどです。とんでもない実力の持ち主の場合のみ、ジュニア所属できます。新しくできた事務所が人数合わせのため、数名ジュニア所属させる場合もあることはあるようですが、どの道、能力がなければ仕事はありません。)

それ以外の方法は考えられないのでしようか?

例えば知り合いに紹介してもらって…?!
ありえません。

たしかに、びっくりするほど完成されたうまいしゃべりをするのなら、
全くのド素人でも、可能性はゼロではありませんが、
普通は、紹介されたとしても、
「じゃ、養成所を受けてください」と言われるのが関の山です。
でも、養成所はコネなんかなくても、
お金を払えばまず入れてもらえますから、意味ないですよね。

ただし、もしあなたが本当に
「私は誰にも教わる必要がないぐらいうまいんです。」
と自信を持って言えるほど天才的な才能の持ち主で、
事務所に強力なコネがあるのなら
どこかのスタジオに行ってボイスサンプルを制作してください

それを、そのコネを使って、声優事務所の人に聞いてもらえたなら
うまくいけば特待生扱いにしてもらえる可能性はあります。(^^)v

なお、私の場合は、
声優の勉強は個人の先生についてやっていた程度の実力でしたが、
レポーターやDJ等、
いわゆる業界内の仕事をある程度やっていましたので、
友人の紹介でボイスサンプルを聞いてもらい、
81プロデュースに入ることができました。

ですから、声優の仕事はしたことがないような人でも、
それなりに業界内で実績を残していれば、
誰かの紹介で声優事務所でも入れてもらえる可能性はあります。

児童劇団などに所属し、そこそこ仕事をしていたような
子役上がりの人が声優業界にけっこう多いのは、こういう理由です。

特に、新規参入の事務所の場合なら可能性は割と高くなります。
事務所所属の人数が、まだ20人足らずの小規模なところならば、
「業界にそれなりの人脈を持っている抑えの利く人間」
は欲しいですからね。

でも、あくまで、ある程度の実績がある場合ですよ。

ちなみにナレーション事務所だと、
業界実績のほとんどない人でも声の質が魅力的であれば取ることはあります。
芝居などがまだできない人でも、CMとかでしたら
声の魅力で何とかなる場合があるからです。
その辺が、アニメ系の声優事務所と違うところです。
(それでも、滑舌発声もできていないようなど素人は、門前払いですよ。)

とにかく、完全な声優事務所が、
業界実績ゼロの人をいきなり正所属にすることはまずありません。

ではやはり事務所付属の養成所に行くしかないのでしょうか?
実は、もう一つだけ方法があります。
それは、とてつもなく狭き門ですが、
「声優オーディション」を受けると言う方法です。
ただし「声優オーディション」といっても、これでデビューできるという事ではなく
養成所の特待生になれると言うようなオーディションです。
(特待生とは、基本、レッスン料がすべて無料になるような生徒のことです。
入学金免除程度のものは、単なる生徒集めのための割引…という可能性大です。)


勘違いしている人が多いのですが、TVアニメのオーディションを一般公開で募集することなどありません。
何らかの話題作りとか、地方の地元限定のアニメーションなどを作る場合、出演者募集オーディションも、まれにあるようですが、そんな所から声優としてスターになれるなどと思わないでください。
また、基本的に「出演番組が決まっていて、受かれば即デビュー !」 とうたっているようなオーディションは、
怪しいもの(学校への導線)以外は、ド素人が受かるものではありません。


というわけでやっぱり、ご質問のお答えとしては、
「本気で声優を目指すなら、養成所に通うしかない。」ですかね。
(都心にお住まいの小学生中学生で、家がお金持ちなら(-_-;)、大手の児童劇団もお勧めです)

なお、声優養成所だけでなく劇団養成所という手もあります。
多少回り道になりますが、まったくの未経験者の場合は、
こちらのほうが可能性は広がるかもしれません。

また、「声優オーディション」という言葉が、世間でいろいろに混同されているので、
下記にも注意書きとしていろいろ付け加えましたが、
詳しくは、アニメ声優の「オーディション」とは?をご覧ください。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

続いてもう一つの質問。
●大手事務所のオーディションというのは、
どのように受けるものなのでしょうか?


こちらにお応えする前に少し整理しましよう。

事務所のオーディションといっても、一般の素人が受けられるのは
●「養成所入所のためのオーディション」と、
先程説明した、
●「受かれば養成所費用免除などの特典等がつくオーディション」
の2種類です。

ちなみに
TVアニメのキャストを決めるオーディションは、
基本的に、声優事務所に所属しているプロのみが受けることができます。

しかも、昔からある大手の事務所や、
音響監督などとのルートを持っている中小の事務所
まれに、有名なフリーの声優以外には、
そのようなオーディションの情報すらまわってきません。

とびきり優秀なマネージャーがたくさんいる事務所でしたら、現場に通って、
足で新規の仕事(オーディション情報)を稼ぎだして来られるのでしょうが、
新規の事務所が、そんな優秀なマネージャーを何人も見つけ出せるはずがありません。
大手資本が入って作られた新規の事務所でも、
手持ちのルート以外の作品への出演がほぼないのは、こういう理由です。


ついでに言えば、大手事務所に所属していても、
受けたい人全員が受けられるわけでなく、
マネージャーがチョイスした人だけが受けることができます。
ですから、マネージャーに気に入ってもらえるのは必須条件です。
つまり、きちんとした人間関係を構築できない人は、
声優にはなれません。(ナレーターも、役者もお笑い芸人もみんな同じですけど)
ですから、
「コミュ能力が低いので、声だけでいい『声優』を目指す…」
なんていうのは、考え違いもはなはだしいということを理解しましょう。

(なお、おべっか・ゴマすりなど、私も大嫌いですが、そういうのも一つの才能と認めざるをえない現実があります。)

また、
声優事務所に所属するためのオーディションも、
基本的には、付属養成所などに通っているの生徒たちが受けることができるものです。
レッスン歴が全くないような一般の人は、受けることができません。

●専門学校生対象にオーディションをやっている事務所もありますが、
先にも書いたとおり、ほとんどが養成所に合格するだけです。
アニメ系の大手事務所にダイレクトにジュニア所属になる人などは、
本当に限られた、特別なオーラがある人だけです。

養成所を持っている大手事務所が自社の養成所以外から人を採るメリットは何か?…
と考えればわかる事です。

たとえば、
「うちの養成所は実力はしっかりつけられたけど、
残念ながらアイドル売りできる美男美女がいない」
と思えばそういう人をよそからとったりするかもしれません。
でも、同じ程度の能力値なら、
自分のところの養成所の生徒を上にあげるにきまってますよね。
つまり、専門からダイレクトに事務所のジュニアにいける人は、
自社の養成所の生徒よりも、
「さらに」何らかの能力値が上まわっている人
ということになるわけです。
そんな人しか選ばないから、専門から事務所にダイレクトに入れるような人は、
その後売れっ子になる率が高いわけです。

(まあ中には、専門学校との取引で、毎年一定数を引き取る契約にしているところもあるのかもしれません。
…が、そんな事務所に進んでも、将来は見えていますよね。
また、「ジュニア所属」としながらも、よくよく聞くと「養成所には通ってもらいます」ということで
結局は養成所に引っ張り込むだけなんてこともあります。
それならはなからそこの事務所の養成所に行ったほうが…と私は思ってしまうわけです。)


●養成所を持っていない事務所が、
まれにボイスサンプルオーディションをやっていたりしますが、
そういうものは普通、ナレーターを探すオーディションです。
アニメ声優をボイスサンプルだけで「正規所属」させるような事務所は、
相当怪しいと思ってくださって結構です。
「見込みがありますから養成所に通ってください」
といわれるのが関の山でしょう。
なお、まともな事務所のボイスサンプルオーディションは、
フリーの「プロ」も参加しますので、
よほど素晴らしい声質だったりしない限り、素人が受かるものではありません。

(面接したとしても同じことです。養成なしに、いきなり事務所所属などということはまず、ありません。
実際、ネットで『新規メンバー募集』をうたっているまともな事務所に所属した人を見ると、みな何らかの優秀な実績を持っているプロ(セミプロ)の人です)


つまり、ネットなどでよく見かける
【事務所所属のための一般人のためのオーディション】などというのは、
ほとんどすべてが、養成所への導線です。
言ってみれば、養成所入所のためのオーディションと何ら変わりはありません。

ただし、
「ミュージックレインスーパー声優オーディション」
「ホリプロタレントスカウトキャラバン」など、
「声優もできるマルチタレント」を募集するようなオーディションの場合は、
受かれば、事務所所属(準所属?)となるようです。
でも、こんなものに受かる人は、芝居センス、見た目、歌など、
何か一つでもいいので、とんでもない能力を持っている人だけです。

------------------------------------------------

さて、一般の人が受けられるオーディションのなかで、
養成所入所のためのオーディションではなく、
受かれば養成所費用免除の特典がつく「特待生オーディション」

これが、レッスン歴がない一般人が参加できる中で
一番、チャンスらしいチャンスといえるでしょう。

このタイプで有名なのは、
81プロデュースの新人オーディションです。
(毎年夏に開催)
こちらのオーディションは、声の質や技術はもちろん、
見た目もとても大事です。
あっ、歌も歌わされます。
こちらも今や、アイドルオーディションに近いものがありますね。(笑)

また、「声優アワード」の中でも、新人発掘オーディションと言うのがあります。
「スター誕生方式」で、優秀な人に、参加した事務所が獲得に名乗りを上げる
というものです。
しかし、最終選考に残るのは
ほとんど各専門学校から推薦された優秀な生徒ばかりだそうです。

まあそれでも、自信があるなら受けてみる価値はあるかもしれませんが、
先にあげた、「ミュージックレインスーパー声優オーディション」
「ホリプロタレントスカウトキャラバン」などのオーディションと比べても
50歩100歩の狭き門でしよう。

あとは、専門学校の中にも、
特待生オーディションをやっているところがあると思います。
こちらは、卒業実績を上げるために優秀な人材を囲い込みするシステムです。

・・・

なお、「養成所入所のためのオーディション」は、
年齢制限などクリアしていればだれでも受けられますし、
よほどの事がない限り、
入所オーディションに落ちることはあまりありません。

ただし、一部人気大手養成所だと、
定員オーバーで切られる可能性もあります。
(日ナレは安くて人気ですが、定員は実質ありませんからほぼ誰でも入れます。
最近、落ちる人が増えてきた…などと聞くことがありますが、それはますます希望者が増えたからです。
よって、こ2015年の春、また1校追加でついに10校になりました。(^^ゞ
ともあれ、ここに落ちるようでしたら、
「自分はコミュ力に問題がありすぎる」と、まずは性格改善に取り組んだほうが早いと思います。
あと、金銭トラブルになりそうな匂いのする人も落とす可能性はあります。)


とはいえ、どんな難しい養成所だとしても、養成所を受ける段階で落とされるような場合は、
アニメ声優の望みは、限りなく薄いと考えたほうが無難です。
なぜならナレーターと違って、アニメ声優は(特に女性は)年齢のハンデがあるからです。

演技力などの技術は、勉強する時間が多ければ、それに正比例して伸びていきます。
しかし、プロとしてやれる技量ができた時すでに20代後半になっていたら、
声優事務所は、新人としてはまず、とってはくれません。
悲しいですが、それが実態なのです。


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というわけで、アニメの声優をやりたいのであれば、
やはり養成所に行くしかないというのはなんとなく理解出来たと思います。

では、どこの養成所を受ければいいのか…。

長くなってしまったので、今日はここまで。
続きは、またしばらくお待ちください。

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09 28
2010

☆アニメ声優になるには

声優養成所の選び方

アニメの声優をやりたいのであれば、
やはり事務所付属の養成所に行くしかない

前回の記事で、これについては理解出来たと思います。
(もちろん、役者(子役)や歌手・タレントなど、他で実績がある人は別ですよ。
また、今現在、小学生・中学生の方は、なまじ子供相手の声優養成所などに通うより、劇団ひまわりなどの子役のための劇団に行くほうが声優になれる可能性は高いと思います。あくまで可能性ですが…&とってもお金がかかりますが。)

では、どこの養成所を受ければいいのか…。

養成所はどこも、年50万前後はかかります。(入学金などを含む)
そして、2年~3年の期間がありますから、
最低でも150万の出費は覚悟しなければなりません。

専門学校はもっと費用がかかります。
しかも、卒業後どこかの「事務所に受かった」といっても、
よくよく聞くと、それは
【その事務所付属の養成所に受かった】
にすぎないという事がほとんどです。
どうせ養成所に通わなければならないのなら、
ダイレクトに養成所を受けた方が絶対いいですよね。

また、たとえ専門学校からいきなりデビューと言っても、
必ずどこかの事務所がからんでいます。
(しかも、デビューなどというのは、その学校が持っている番組に
自分の学校のそこそこ能力のある子を出演させるというのに過ぎなかったりします。
学校の番組に出て「デビューした」と言われても、その後どこの事務所にも所属出来ず、そのまま業界を去って行く人が多いのもまた事実です。)


ですからアニメ声優を目指すのであれば、専門学校はお勧めしません。
まずは、養成所を受験しましよう。
(それも、誰でも入れるような養成所ではなく、まずは「難しい」といわれる養成所を受けたほうがいいと思います。)

それで、どこも受からなかったというのであれば
専門学校に行くしかありませんが、その時点で、
「難しい養成所に受かった人の100倍努力しなければ、自分は声優にはなれない」
ぐらいの覚悟はしなくてはダメですよ。
その人たちは、スタートの段階で、あなたより上だったわけですし、
他にも、ライバルはスタートしたばかりの人ですら2~3万人いるのですから。


さて、ここまで読んでいただければ、
まずは、「養成所に行こう」と思っていただけたと思いますが、
どこの養成所に行っても150万近い金額がかかるのですから、
目先の月謝の安さにひかれて養成所を選ぶのではなく、
内容も精査して、どこを受けるかは慎重に考えましょう。

その選び方のポイントですが、
例えば
青二の養成所に入った人が青二に行かず
81プロデュースに行きたいと言うのはどうにも無茶な気がしますよね。

ですから、まずは自分が入りたい事務所を見つけることが肝心です。
一生お世話になるかもしれない事務所を選ぶのですから、
やはり少しでも思い入れがあるところを見つけましょう。

ではどうやって思い入れのある事務所を見つけるか。

まずは自分の好きな声優さんが多く入っている事務所を見つけてください。
(ネットで探せば簡単でしすよね。)
その事務所の養成所が、候補の一つです。

また、その好きな声優さんが以前はどの事務所にいたか、
チェックしてみましょう。
声優さんはわりと事務所の移動が多いですから、
意外なところの出身かもしれません。
その事務所の養成所も候補の一つですね。

なお、講師の質を考えることも大事です。
その人がどんなしゃべりをしているのか全然わからないような講師では、
習っても…ね。(笑)

そういう意味では、
「本気なら」地方の養成所ではなく、東京へ出てきましょう。

もちろん東京だって、いい講師もいれば、
こんな人が教えるの?…なんて言いたくなる講師もいますが、
やはり、確率の問題で、
東京の方が、
《実際に現場を踏んでいる》いい先生に出会える可能性は高いと思います。

ちなみに、演出家の講師もいらっしゃいます。
そういう方から習う事も大いに勉強にはなります。
ただ、しゃべり手から一度も習わないと、
しゃべりの基本を身につける《コツ》といったものを
すべて自分で考えなければならないので、とても遠回りになります。

まぁ普通、養成所は声優さんが講師を務めていますから、
問題はありませんが。
(ただし、地方の養成所や新規の養成所では、
声優の指導者が全くおらず、演出家のみというところも結構あるようです。
地方の養成所や新規の養成所を考えている方は、まずは講師の顔ぶれをよく枠吟味してください。)



さて、好きな声優さんから事務所を見つける…
これが素人には一番簡単な方法だと思いますが、
でも実は、本気で「アニメの声優」をやりたいなら、
大事な事務所選びのポイントがあります。

それは、
「アニメのパッケージを持っている事務所」…
を見つけることです。

『パッケージ』というのは、アニメを見ていると判ると思いますが、
《制作協力○○事務所》などと書いてあるアニメのことです。

そういう仕事なら、事務所にキャスティング権がありますから
新人も入れてもらえます。
いわゆる「セット売り」ですね。(笑)

でも「セット売り」なら、
有名声優の「個人事務所」みたいなところでも出来そうな気もしますね。
しかし、個人の人脈では、
やはり大手と比べると絶対数が違ってきます。
ですから、そういう個人事務所系で正所属に残れたとしても、
アニメのお仕事をコンスタントに貰うのは簡単なことではないでしょう。

というわけで、「アニメの声優」をどうしてもやりたいなら、
「パッケージ番組」を持っているような
大手の事務所の養成所に通う事を、心の底からお勧めします。

そりゃ、実力があれば大手事務所でなくても、芽が出ることはあるでしょう。
そういう人は、どこの養成所に行ったって大丈夫。
でも、だからと言って、
何も「あえて弱小事務所の養成所に行く」必要があるでしょうか?

もちろん、大手の養成所は競争率も高いでしょうから、
そこで生き残るのは大変かもしれません。

でも、その競争にも勝てない人が、
パッケージを持っていないような
小さな事務所でアニメの声優スターになるのはもっと大変でしょう。

そう考えると、養成所選びの段階で、
何もわざわざ小さな事務所を受ける必要はないと思ってしまいます。

まずは大手の養成所に行って、そこでジュニアに残れなかった時、
また別の手段を考えるというのが、最も合理的な気がします。
(アニメ声優を目指す場合は…です。ナレーターの場合は、いろいろな考え方・方法論があります。)

それと、養成所を決めるのに、
月謝の高い安いで決めている人も多いと思いますが、
みた目の値段が高いか安いかは、結局レッスン時間に比例しています。
それに気が付いていますか?
安いところというのは、結局レッスン時間が短いだけなのです。

詳しくは、また別建てで書きますが、
技能は練習時間に正比例するということは、心に刻んでおいてください。

時間制限のあるアニメ声優を目指すのに、
時間の無駄遣いは、お金の無駄遣い以上に致命的だということです。
10年かけてずるずる1400時間学ぶより、
1年で一気に1400時間学んだ方が、身に付くものは絶対に大きいですよ。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

さて、もう一度繰り返しますが、
以上のことは、あくまで、「アニメ声優」志望の人の話です。

ナレーターはもっと個人事業ですから、
本人の頑張りがストレートに出ます。
ですから、学校・養成所は、そんなに厳密に
「ここじゃなくては」という事はありません。
(もちろん限度はありますが…。)

実際、全く個人でやっている私の生徒でも、
ナレーターとしてなら、事務所などに紹介しています。
ですから、すでに仕事を貰っている人もいます。

つまり、
「どうせ行くなら、大手の声優事務所の養成所に行った方がいいですよ」
というのは、あくまで「アニメ声優」を目指している人対象です。
間違えないでくださいね。

------------------------------------------------------------

さて、ここまでのお話で、あなたが
「よし、では大手事務所の養成所に行こう !」
と、もし決めたとしたら、
50万人はいると思われる「潜在的な声優志望者」の中から、
勉強をスタートさせたばかりの2~3万人の中の一人になったことになります。

では、この中からいったい何人の人が「声優」になれるのでしょうか?
それはまた次回…。

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「舌小帯問題はどこまで気にすればいいの?」
「声が通り、滑舌良くしゃべるにはどうすればいいの?」

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10 10
2010

☆アニメ声優になるには

声優として生き残るには ! -1

前回からの続きです。

もしあなたが
「アニメ声優になるにはやはり養成所に行かなくてはならないのか。
よし、じゃあ養成所に行こう !」
と決めたとします。
これで、50万人はいると思われる「潜在的な声優志望者」の中から、
勉強をスタートしたばかりの2~3万人の中の一人になりました。

では、この2~3万人の中から、
事務所の「預かり・ジュニアクラス」に残れるのがどのぐらいいるのでしよう?

今回も、あくまで「アニメの声優」に限って話を進めていきます。
ナレーター志望の人は、参考程度に読んでください。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

まず、アニメの仕事が多少なりともとれる事務所は、
一体いくつぐらいあるのでしようか。

声優事務所といっても、
大手の事務所から、
有名声優の個人事務所に近いようなこじんまりとした事務所まで、
大小の差はかなりあります。
しかし、一応声優さんの所属している事務所で
毎年コンスタントに、最低でも1人はジュニアを入れる
という事務所は、だいたい50ぐらいあると思います。

大手では10~20人も入れるところがありますから
各事務所平均5~6人「ジュニア」として預かってくれると仮定して…
50事務所×5人
毎年、だいたい250~300人ぐらいは、ジュニアに残れる計算になりますね。

ちなみに地方の事務所で、
声優事務所と名乗っている所を時々みかけますが、
地方でアニメの声優になることは絶対無理です。
そういうところでやれるのは、
企業用CM等のキャラに声を当てるようなお仕事だけです。

さて、ジュニアに残れるのが毎年250~300人
全国で同時に勉強をスタートした人が2~3万人いるとすると、
100人のクラスで1人前後が残れる計算です。
ただし、2~3万と言う数字は、専門学校の生徒の数まで入れています。
残念ながら、
専門学校から養成所のジュニアにダイレクトに上がれる人は
ほとんどいません。

よく聞く、専門学校から養成所オーディションに合格…というのは、
いわゆる「養成所に合格」と言うのがほとんどです。
ですから、2~3万人が毎年勉強をスターとさせるとは言っても、
専門学校養成所→ジュニア所属のオーディション
となる頃までには
半分ぐらいの人数に減っている可能性が大です。
つまり、養成所に入っている人数がすでに少なくなっているので
養成所から「事務所にジュニア所属をするための合格率」は
もう少し高い…
1年目~3年目ぐらいの人が学んでいる40人のクラスで
1人受かるかどうか・・・という感じでしょうか。
(但し、1学年に千人以上入れるような養成所では確率はもっともっとずっと低いです。
0.2%ほどというところでしょう。)
まっ、そんなわけで、アニメ声優を目指すのなら、専門学校より
ダイレクトに事務所所属の養成所へ…と勧めているのですけどね。


さて、「預かり・ジュニアクラス」に上がれた !
とは言っても、これはプロとは言えません。
たまにガヤなどの仕事を振ってもらえたとしても、
1年~3年の間でほとんどがクビになってしまいます。

250~300人の「預かり・ジュニアクラス」から
プロに残れる=(3年後に正所属になれる)のは、
各事務所、平均1人~2人だと思います。
ですから、まぁ多く見積もって
正所属になれるのは60~70人というところでしようか。

はい、2~3万人の一緒にレッスンをスタートした人の中から、
【声優のプロ】として勝ち残れるのは400人に一人以下ということですね。


では、正所属になったら、将来は安泰でしょうか?

残念ながら「いいえ!」です。

正所属になったからと言って、
コンスタントに仕事が来る保障はどこにもありません。

もちろん、ここまで残れたら、
声の才能はそれなりにあると言う事でしょう。
営業能力もそれなりにはあるのかもしれません。

そう、声優だって、この営業能力はとても重要です…。
営業と言っても、いわゆるコミュニケーション能力のことですが…。
営業については、
「かるく営業の話をしてみましょう」でも少し書きましたが、
またお話しできるチャンスがあれば書きますね。

でも多少の「声の能力」と「営業センス」だけで食べていけるほど
楽な世界ではありません。
なにしろライバルはまだまだ幾らでもわいてくるのですから。(笑)

今年の60人に残れても、来年も60人、再来年も60人と
次々有望な才能あふれる新人たちが入ってきます。
しかも、1年先輩、2年先輩にも同じだけの数がいます。
自分を含めての5歳幅だけで300人です。
それが全部、ライバルですよ。
今、深夜アニメなどでよく出ているなと感じる新人が何人いますか?
少なくとも、300人もいないことだけは確かでしょう。

では、正所属として晴れて新人声優になった60人
どんな生活になっているのでしょうか。

まず、この正式所属になった60人から、そこそこ有名になり、
5年以内に、アルバイトをしなくても済むようになる人は
1割弱というところでしょうか。
…5人もいるかなぁ? 居ない気もするけど、まあ極々甘く見積もって…です。

そして、1カ月に1本ぐらいとしても、
忘れられることなく、そこそこお仕事を回してもらい、
イベントなどにも呼んでもらえて、
【アルバイトと半々】になる人が、10人ぐらいはいるかもしれません。

といったって、イベントなどに呼んでもらえるのは、
ガヤではなく、小さくても役をつけてもらえた番組が
たまたま人気アニメになったとか、そんな場合でしようけど。

また、大手事務所のパッケージ制作の番組内でしたら、
自分のところの声優を出しやすいですが、
小さな事務所所属ではなかなか厳しいです。

事務所の代表が主役を務めてるようなアニメなら
一人ぐらいは呼んでもらえるかもしれませんが、
『パッケージ』番組が持てない事務所では、
そうそう新人をいろんな番組に入れこめるわけではありません。

ですから、小さな事務所で正所属になった人たちは、
マネージャーや先輩にかわいがってもらえれば、
小さなお仕事はポチポチともらえるでしょうが、
それだけで生活できるようになる人はなかなかいない…
というのが現実でしょう。

つまり、正所属になったからといって、
所属から5年以内にアルバイトしないで食べていける人は
多分、60人中5人もいないというのが本当のところでしょう。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

では、ここで少し、声優のギャラについてお話しましょう。

声優のギャラには基本ランクというのが設定されています。
ランクのつかない新人登録者(ジュニア)のギャラ設定を
「ジュニアランク」といいます。

このジュニアランクは、
事務所の「預かり・ジュニアクラス」の時だけではなく、
事務所の正所属になっても続きます。

いや、続けたがります。(笑)
なぜか…。

意外に思うかもしれませんが、こんなアニメ人気にもかかわらず、
アニメの制作現場は、予算がなくて火の車なのです。
ですから、現場は、ちょっとでも安い声優を使いたがるのです。

ちなみに、30分のアニメでしたら、ジュニアランクは1万5千円。
これがランク付きになると、最低でも2万7千円になります。
ほぼ倍です。
今まで声優が2人使えていたのに、
同じ予算で、1人しか使えなくなることになります。

火の車の制作現場では、そんな予算は通りません。
つまりランクが上がった途端、お仕事がもらえなくなるのです。

ですから、手を変え品を変え、
「ジュニアランクに残れるように画策する…」
という哀しい事態が、実際に蔓延しているのです。

とはいえ、やはりいつかはランクをつけなければならない日が来ます。

そうすると、制作現場からみると「使えない人」になるわけです。

実際「ジュニアランク」を外れた途端に仕事が激減し、
アルバイト生活に戻ってしまったという話をよく聞きます。
30歳超えて、アルバイトですよ。…辛いですよね。

がしかし♪
ここでナレーションが出来るようになっている人は、
アニメに頼らず「ナレーションというもう一つの食いぶち」が出来ます。
ナレーションが出来れば、アルバイトしなくて済むかもしれません!!

だから私は『ナレーターになろう♪』と勧めているわけです。(笑)

あっ、ちなみに、ご存じとは思いますが、
ギャラは普通、
事務所がマネージメント料として20%、
そして源泉徴収で10%ひかれます。
ですから、
1万5千円のギャラなら手取り1万500円。
2万7千円のギャラなら手取り1万8900円です。
(ここでは、ビデオなどになったときの再販使用料分は計算に入れていません)
週1本のレギュラーを持てたとしても、
ジュニアランクの人で、月4万2000円の手取り。
最低ランクになっても、月7万5千600円。
交通費などは自腹ですから、
1本のアニメのレギュラーがある程度では、
とても食べていける金額ではないですよね。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

長くなったのでいったんここで切ります。
次回は、正所属になったその後です。

・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・

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10 15
2010

☆アニメ声優になるには

声優として生き残るには ! -2

さて、新人声優として事務所に正所属出来た60人
正式所属してから7~8年後、ジュニアから数えて10年前後の頃
どうなっているでしょう。
年齢的には、30代前半ぐらいになっている頃です。

声優として中堅クラスに残っているのは、
3~5人というところですかねぇ。
そこそこ食べれる程度になっている人も、10人弱ぐらいはいるかもしれません。

また逆に、この頃にジュニアランクが外れて、
仕事が激減という一番辛い時期を過ごしている人もいるかもしれません。
それでも、アルバイトをしながら何とか頑張っている人も多いでしょう。
中には結婚を機に辞めてしまうのも、ちょうどこのころかもしれません。

なんだかんだで、正所属になった60~70人の中のうち、
半分以上はまだ声優として残っている気がします。

では、さらに、また10年後(40代前半頃)は?…。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

声優として20年生き残っているのはどんな人たちでしょう?

デビュー後すぐに有名声優になっていた人でも、
15年後には、TVアニメで全く見かけなくなったっていう人、沢山いますよね?
先に書いたとおり、ベテランになってギャラが上がれば上がるほど、
普通のアニメにはまず呼んでもらえなくなります。

うまく洋画の方へシフト出来た人はいいですが、
アニメで人気が出たからと言って、簡単に洋画にいけるものではありません。
(その辺は、声の仕事へのルート…2(声優とナレーター)にも
ちょっと書いたとおりです。)

ですから、20年生き残れるのは、
1、長寿のヒット作品を持っている人や、
作品そのものは終わっていても根強いファンを持っている…
…等の運の強い特別な人。
2、この人がいると締まると言うトップクラスの脇役や、
(悪役とかやれる人は強いですよね。
女性では動物とか男の子をやらせたら絶品というタイプ。)
3、うまく洋画畑に入り込むことができた人。
4、そして、ナレーターとして華麗に転身した人。
という事になります。

もちろん、20年後でも、
相変わらずアルバイトをしながら続けている人もかなりいるでしょうが、
40歳過ぎて、アルバイトがメインの声優を
声優として「生き残った」にカウントするのは若干ためらわれます。

ですから、《声の仕事1本で食べていけてる人》として考えると、
20年後に生き残っているのは、
ナレーターに転身した人も含めて「10人以下」と考えていいと思います。

というわけで、現在2~3万人ほどいる、今、声優の勉強をスタートした人のうち、
20年後に、声の仕事だけで食べていけてる人は、せいぜい8~10人です。

今までは、「声優志望者のうち声優として残れるのは、1/1000」
と言われていましたが、これはすでに過去のことのような気がしてきました。

今現在は、1/2000~1/3000以下の確率…と言って差し支えないように思えます。

まぁ単純に、「声優になれる確率は1/2500」といっても、
なんだか簡単そうに聞こえるかもしれません。
でも、半端な覚悟で出来ることではありません。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

さて、1/2500の確率を乗り越え、
ついに、中堅・ベテランクラスにと言われるようになった
50歳の大台を迎えた声優さんたち。

でも、ここからの10年が、ある意味一番大切かもしれません。

とにかく貧乏なアニメ制作現場(笑)ですから、
ランクの高い人はアニメではなかなか使ってもらえません。
ワンピースみたいなロングヒットの出演者はそうそうは変えませんが、
それでも、あまりに高いことを言われれば切ってしまう事もありますし、
ドラえもんみたいに総若返りなんて事にもなります。

そうやって考えると、
声の世界で30年以上生き残れる人は、
アニメに執着しないでも大丈夫な人
そう、
多分全員「ナレーションのできる人」です。(笑)

ですから、いくら
「自分はナレーションは苦手だからアニメだけで」
と思っていても、いつかは必ず
ナレーションの技術を磨かざる得ないわけです。

あの「サザエさん」だって
「なんという事でしょう ! 」by ビフォーアフター 
ってナレーションしてるでしょ♪

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

最後にしつこいですがもう一度…。

一生「声優」=声の仕事で食べていこうと思ったら、
やっぱり若いうちから、
ナレーションの技術を学んだ方がいいと心底思います。
口先だけで「ご主人さま~♪」とか言ってたって、絶対生き残れません。(笑)
(生き残れなくてもいいもん。お嫁に行くから…って人はいいですけど、
このご時世、声優をリタイア後に正社員の仕事を見つけるのは至難の業ですよ。)


特に、ジュニアクラスに到達した人は、
ライバルと差をつけるためにも、
事務所の養成所以外のところでレッスンを受けた方がいいと思います。

正直、
養成所専門学校では大したことは教えてもらえない…」
と言う事をよく聞かされます。
やはり養成所などは、あくまでコネクションを得る場所
そう割り切った方がいいようです。

ですから、
『技術は、個人的に教えてくれている先生を見つける…』
というのをお勧めします。
個人で教えている人は、
「事務所というバックボーンがなくても教えを請う人たちがいる」
と言う事ですから、
それなりに、レッスンの内容が良い確率が高いです。
(といっても、あくまで、声の世界でそれなりに実績のある人限定ですよ。
現場をろくに踏んだこともない人に習っても意味はありません。)


私自身も、学校を出た後、何人かの個人の先生に習いました。
学校で教わったことは何の役にも立ってませんが、(笑)
個人的に教わったことは、ある程度私の基礎になっていると思います。

少なくとも、「プロとしての考え方・自分の得意不得意」など
それまで気がつかなかった部分に目が行くようになりました。

今考えると、これが一番の財産かもしれません。

もちろん、習っているって事で満足してしまったら意味はありませんよ。
あくまで自分自身が学ぶことの補助をしてもらうのだと心して、
最終的には、自分で自分を磨きましょう。

なお、初めからナレーターを志望しているのなら、
ナレーションはある程度の技術力が必要なので、
希望者の絶対数がアニメ声優よりは少なく、
競争は今までのところでは声優ほど過酷ではありませんでした。

もっとも、技術力がなければ話になりませんし、
最近はナレーター志望者が飛躍的に増え、
競争はここもまた、そうとう激化しています。

それでも、少なくとも今現在は、
アニメ声優より、ナレーターの方が
色んな意味で食べていける率、生き残れる率は高いと思います。
(ただしナレーターの場合は、アニメ声優よりも声そのものの資質がより重要視されます。)

ともあれ、声の仕事で一生生活していきたいと思うのなら、
きちんとした「発声」と「滑舌」、「文章の読解力」と「表現力」
まずはこの基本をしっかり身につけてください。

それにプラスして、「感性・センス」なんてものを感じさせてくれれば、
どんな養成所に行っても目をかけてもらえるでしよう。
(そこそこの見目麗しさも最近は必要ですけどね-笑)

そして、常に技術を磨き続ける「研究心」
声優(ナレーター)としての「営業力」
これらを身につけてくれれば、
20年後も30年後も、立派にやっていると思います。(^-^)

厳しい狭き門の声優の世界ですが、そこで生き残れるか否かは、
あなた自身の頑張りにかかっています。

あっ、でも「頑張ってる」といっても
自分の価値観での頑張りではなく、
周りに「ここまでやってダメならしょうがない」
と言ってもらえるぐらいの頑張りが、本当の頑張りですよ。
言いわけ付きの「頑張ってます」は、まったく無意味です。

というわけで、本気で頑張ってくれる人、私も待ってますよ♪ (^^)v

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10 25
2010

☆アニメ声優になるには

声優・ナレーターにとって必要不可欠な「文章の読解力」

前回のエントリーのラストに、
「きちんとした発声・滑舌。文章の読解力・表現力。まずはここが基本。」
と書きました。

しかし、声優(ナレーター)の勉強をしようと思っている人たちは、
発声・滑舌・表現力については、必要だと感じているようですが、
なぜか「文章の読解力」を軽んじている人が多いように思います。

しかし、声優やナレーターは、
人の書いた文章を「より分かりやすく」、
ぼーっと聞いている人にも「スッと理解出来る」ように…
まあ、いってみれば、
TVに写っている場面を「解説」する立場です。

原稿の内容を理解できないで (=演出家・作家の意図を理解できないで)
解説することなんてできませんよね?

ですから、まず
「この文章は何を伝えたいのか」、
「何を一番大事に読んでほしいとディレクターが思っているのか」
そういうことを、原稿の下読み段階で
パッと理解できる能力を身につけることがとても大事なのです。

なお、アニメだと絵があるし、
一言二言のセリフが重なって行くから、
相手の声優さんがうまい人なら、
それなりに聞こえてしまったりします。
でも「それなりに聞こえる」程度の能力値では
どんどん若いうまい人が出てくる中、
声優として生き残れないのは明白です。

ですから
「読解力なくして、声優やナレーターになろうなんて無謀なことだ。」
と心してください。

では、どうすれば読解力が身につくのか。

一番オーソドックスな方法は、やはり「読書」でしょう。
マンガのような絵のサポートがありませんから
文字だけで内容を理解していかなければならないからです。

あとは、
例えばドキュメントなどの
自分にとってよく知らない世界のことを解説している番組を見ることも
内容理解の助けになるでしよう。

ただ、ぼーっと見てるだけじゃだめですよ。
まず、その内容をきちんと把握し、
把握したら、
今度はナレーターが読んでいる音を『文章に書き写す』
という作業をするのです。
そして、その書き写した文字情報だけでも、
TVで理解したことと同じことを自分で読みとれるか確認し、
もし、うまく読みとれないと思ったら、
ナレーターがどこを立て、より強く印象付けようとしているか
その言葉に注目してみてください。

とにかく、
「ただなんとなく聞いていた視聴者の立場」から、
「人に対して判り易く説明する立場」になるわけですから、
普段から番組もそういうつもりで見るようにしましょう。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

ともあれ、こと「読解力」に関しては、
子供のころからよく本を読んできた人の方が、確実に上です。
ただし、今からでも遅くはないです。
ですから、とにかく本を読みましょう。

今までほとんど本など読んだことがないという人の中には
何を読んだらいいかわからないと、言う人がいますが、
どんな本でもいいのです。

まず活字に慣れることが肝心です。

だって、声優もナレーターも、
その「活字を読むこと」が商売ですからね。(笑)
そして、
文章の中に「書き手」が入れた、感情を「読みとり」
(たとえニュースでも、その原稿を書いた人の感情はあります。それがいい悪いは別として。)
それを、視聴者のために声で「表現」してあげる

これが私たちナレーターや声優のお仕事なのです。

次は、アニメ声優の「オーディション」とは? へ続きます。

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プロフィール



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DJ・タレント・声優・ナレーター・スポーツ実況・司会etc、 声に関するお仕事は、ほとんど何でもやってきました。
2012/12よりフリーになり、主にナレーションのお仕事をしています。


《TV》
【ナレーション】…「お試しか!」 FNSソフト工場出品作品「はじめて代理店」「ご主人、それ間違ってます ! 」 「カラダのキモチ」「サッカースーパーレッスン」 「プロ野球ニュース」 「ミラクル☆シェイプ」 「ぐっともーにんぐ」「ジパング朝6」「就活リサーチ」 「一攫○金!ベガスさま」「ネオハイパーキッズ」他多数
【アフレコ】…「オヨネコぶ~にゃん」「ペットフレンド」「アテネ下町物語」「アドベンチャースポーツ」他多数
《スポーツ》
「夏の高校野球・宮城県大会」「東京六大学野球」「千葉国際駅伝」などの実況 ・「大井競馬中継」「さなえのショウアップナイター・ウオッチング」「めざせ甲子園」(兼ディレクター)、他多数
《CM》
ヨドバシカメラ・山崎パン・大和證券・集英社・モッズへアー・花王・ファミ通・ミラクルスパイス・イセキ農機・大和ハウス・アサヒテック・ことぶきや・学研・ハクビ・ビックカメラ・花王・テラオカ・ドリキャス・アガツマ・ピノチオ・シードコンタクトレンズ、他多数
《その他》
VP・DVD・ネット番組、銀行ATM等機械の声、執筆、教育活動、エッセイ、編集他…

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篠原 さなえ

Author:篠原 さなえ
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