>>  ☆ナレーターになるには
04 02
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターになるには~序章

ナレーターになるにはどうしたらいいのですか?

★声の仕事をするには★声優・ナレーターになるためのルート
にも書いたとおり、
ナレーターという職業が完全に確立したのは比較的最近のことです。

いや、もちろんナレーションのお仕事は昔からあったのですが、
以前は、声優や役者、アナウンサーなど、色々な職種の人が
お仕事の一環として「ナレーション」をやっていました。
(今もそういう人は結構いますし、最近はお笑いの人のナレーションも増えていますよね。)

ちなみに、「声優」という職業も、今から40年ぐらい前までは、
売れない「役者」のアルバイト…みたいな扱いだったというのは、
このブログを読んでいる人なら聞いたことがあると思います。

それが、アニメや洋画の人気で、少しずつ
「俳優」ではなく「声優になりたい」という人が増えてきて、
30年ぐらい前に青二塾がはじめて声優のための養成所を作ったのが、
今の声優養成所や専門学校の始まりです。

それまでは、「声優」になりたいと思っても、
劇団か、アナウンサーの専門学校に行くしか方法はありませんでした。
(35年ぐらい前だと、劇団やアナウンサーの学校に行って「声優になりたい」と言うと、
「そんな職業はないんだ ! 」という先生が、まだまだ沢山いたと思います。)


そして今のナレーターの状況は、
多分、青二塾が出来たころの声優界の状況と、
ちょうど同じような段階だと思います。

「ナレーター」という職業の人気は高まっているけれど、
それ専門の養成所はまだ数少なく、
・声優の養成所に行けばいいのか、
・アナウンサーのための養成所に行けばいいのか、
それとも、多くの人気ナレーターさんが役者さんだったことを考えて、
・劇団に入った方がいいのか…
と、ナレーター志望の人を悩ませているわけです。

たぶん10年後には、ナレーター専門の養成所もたくさんできているでしょうが
今現在は、「アナウンサー系」の学校と「声優系」の学校が、
それぞれ「ナレーション教室」と銘打っているだけなのが実態です。

実際に番組ナレーションなどをやっている
「ナレーション専門のナレーター」が「ナレーションの指導」をしている
というところは、まだまだ少ないと思います。

そんなことを踏まえて、
ナレーターのお仕事の内容や
ナレーターになるにはどうすればいいのか
など、何回かに分けて書いていきたいと思います。
お楽しみに♪

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04 07
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターと声優とアナウンサーの違いは?

ナレーターというのは、声優の仕事の一部ではないのですか?

前回書いたことと多少かぶりますが、今回はこの質問にお答えします。

私自身は、
今現在、
『声優』と言えば主に『アニメ・洋画の吹き替え』をする人…
と思うのが世間の風潮

と認識していますので、
それに合わせて、『声優』と『ナレーター』というのを使い分けています。

何度も書いているように
そもそも、声優と言うのは、俳優の仕事から派生したもので
40年以上前は、
『声優』という仕事も、売れない役者のアルバイトでした。

ですから、今でも声優の養成所などに行くと、
「声優と言えど役者の一部なので、ちゃんと芝居の勉強をしなくてはダメ」
と言われるわけです。

対して、「ナレーター」という職業は、声優と比べても
ずっと最近になって、職業として確立されたものです。

元々、番組ナレーションは局のアナウンサーが読むことが多かったのですが、
だんだん、声優、役者、タレント、ミュージシャン、DJ、お笑いと
色々な分野の人が、
それぞれの特性を生かした番組ナレーションをするようになり
やがて、世の中に、ナレーターという職業が認識されだしたわけです。

そんな状況の中、
現在は、「ナレーション専門の事務所」というものも存在します。
そういう事務所では、「うちのナレーターは…」
ということはあっても、「うちの声優は…」と言うことはまずありません。

しかし、もちろん、声優事務所に所属している
『ほぼ、ナレーションを専門にしている人』もたくさんいて、
声優事務所としては、そういう人も「声優」としています。

つまり、
「声優は、役者の仕事の一部です。」
「ナレーターは、声優の仕事の一部です。」
「ただし、アフレコ声優専門の人がいるのと同様、
ナレーター専門の人もたくさんいます。」

という感じです。

考えてみてください。
歌舞伎役者と、TVドラマなどに出る役者では、同じ役者と言っても、
確実に違うものですよね。
歌舞伎役者がTVドラマに出演することはあっても、
普通の役者さんは歌舞伎に出ることはまずないでしょう。

つまり、同じ役者ではあっても、専門分野があるということです。

このように、何かから派生したお仕事というのは、
過去の流れと、その時代特有の状況のなかで、
どの時代の人がその仕事を語るかによって、変わっていくものです。

「役者も、声優も、ナレーターも、全部同じ仕事」
という人がいても間違いではないですし、
「役者・声優・ナレーターは、それぞれ独自の技術を必要とする別の仕事」
といういい方もまた、正しいのです。

なお、『アナウンサー』から『ナレーター』になる人もいますが、
アナウンサーの読みと、ナレーターの読みは、
感情表現という部分において、基本的考え方が違います。
(その切り替えがちゃんと出来ているアナウンサー出身のナレーターさんも、もちろんいます。)

ですから『アナウンサー』と『ナレーター』も、
私は、きっちり分けて考えています。

こちらの図をご覧ください。
この図を見ればイメージの全体像が分かると思います。
声優、ナレーター、アナウン

役者とアナウンサーのかけもちの人もたまにはいますが、
どちらかが、お遊びに近いものになってしまうぐらい
この両者の差は大きいので、私は、ここは分けたいと考えています。

しかし、それ以外のお仕事は、
掛け持ちしつつも、どの分野もプロとしてやっている人は確実にいます。
もちろん、ここに入っていない、
歌手・ミュージシャン、お笑い、DJ、落語家・講談師、モデル等、
芸能関係のお仕事は、みな複雑に絡み合っています。

ですから、普段私は「声優」と「ナレーター」は別のものとして表現していますが、
そういいながらも、
「芸能関係のお仕事は、すべて何らかの関係があるのだから
より好みせず何でもやりましょう。
そうすれば必ず自分の身になり、希望のお仕事にも近づきます。」

とお話しているのです。

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04 25
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターの仕事とは?

ナレーターのお仕事にはどんなものがあるのですか?

今回は、意外と知らないナレーターの仕事の内容についてお答えします。

テレビやラジオの番組やCMナレーションには以下のようなものがあります。

●TV番組●
・バラエティ
・ドキュメント(サイエンスから旅番組までジャンルは色々)
・ニュース・情報番組内のVTR部分
・映画や番組の番宣
・通販番組系

●ラジオ番組●
朗読
ドラマ等のナレーション
DJ(バイリンガルなどパーソナリティー系のナレーターの場合)

●CMナレーション●
タイムCM(提供番組内のCM)・スポットCM(ステーションブレイク=ステブレと、パーティシペーション=PT)
インフォマーシャル(インフォメーション的CM)
パブリックCM(局のサービスCM)
ローカルCM
ラジオCM
(なお、web用CMや劇場用CMは、それ専用に作る場合もありますが、
TV用をそのまま使いまわしたり、TVやラジオのCMを作るついでにおまけのようにつくる場合もあります。)


電波に乗らないナレーションも、もちろん数多くあります。

●企業VP●
企業VPとは企業が自社のために作成するVideo Packageの略です。
新入社員・アルバイト・新入生向けVP
営業ツールVP
イベント用VP・展示物用VP
店頭用VP、web用VPなど様々あります。
学習用・教育用のものも、企業VPの一種です。

役所や教習所などで見せられるビデオなど公共機関のモノもVPです。

なお、web専用のCMは
時間制限がないので、CMというよりVPに近い感じになるものも多くあります。

●館内・店内の案内ナレーション●
博物館などの案内ナレーションは、企業VPに限りなく近い感じですが、
お店の中で流れているようなナレーションは、
有線放送の会社が作っているものが多いようです。
商店街などで流れている呼びこみナレーションも同じです。

●音声合成●
いわゆる機械の声です。
銀行のATMや、レントゲンなど医療機器、自動販売機など機械の声
カーナビ、携帯・家電製品、車など、身近な製品の声
駅の案内、バスのアナウンス、火災など緊急放送
企業などの電話の自動音声サービス、ホテルのモーニングコールなど様々です。

これらはもともと、
それぞれのものに必要な特定の単語のフレーズを読んで、
それを組み合わせて作っていました。
しかし最近は、どんな単語にでも対応できる音声合成ソフトも登場しています。
ですから、技量がまだない新人の仕事は、
この音声合成ソフトに仕事を取られてしまう可能性が出てきました。

●オーディオブックの朗読●
以前は、朗読は「ボランティア」であって、お仕事ではなかったのですが、
最近は、オーディオブックやネットアプリで売られるようになりましたので
朗読も商品になりました。

***

以上、だいたいこの辺が「ナレーター」と呼ばれる人のお仕事です。

もちろん、ナレーターという職業を掲げている人でも、
「アニメ・洋画の声優」「役者」「司会」「レポーター等のタレント系アナウンサー」
と兼業の人もたくさんいます。
そういう人は、それぞれのお仕事もこなします。

ただ、ある程度ナレーターとして確立すれば、それだけでやっていけますから、
あえて色々やらず、ナレーション1本という人の方が多いのも事実です。

ついでに言うと、いわゆるアニメ専門の声優より、
ナレーションで売れている人の方が、何倍、何十倍も稼いでいます。
ただ、これが10年後、20年後も同じ状態が続くのかは誰にも分かりません。(笑)
やりたい人が多いのに仕事が少ないというアニメ声優のような状況がナレーター界にも広がれば
ダンピングが始まる可能性は高いですからね。(すでにその傾向は見え始めています~不況の影響もありますが。)


ちなみに、
『ナレーターコンパニオン』『イベントナレーター』などと呼ばれる人は、
晴海や幕張メッセなどで行われる大規模イベントで
各企業ブースの前で説明をしている、きれいなお姉さん(笑)のことを言います。

こちらは、分野的に言うとモデルのお仕事に近く、
ナレーターの仕事と、ナレーターコンパニオンの仕事を兼業している人はあまりいません。
ナレーターになりたがるナレーターコンパニオンの人は多いですが、方向性があまりに違うので技量が伴わない人が多いのです。

でも、ナレーターコンパニオンは、原稿をほとんど暗記してしゃべるので、
「きれいでお利口なお姉さん」が多いですよ♪

次回は、ナレーターのギャラについてお話しましよう。

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05 07
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターの収入

今回は、ナレーターのギャラに関してです。

もちろんナレーターは、局アナとは違いますから、月給制ではありません。
アニメ声優などと同じく、完全歩合制です。
つまり、お仕事がゼロなら、収入もゼロです。

TV番組に引っ張りだこの有名ナレーターなら、年収1億という人もいますが、
たとえ事務所に所属していても、
年収10万円あるかないかという人も沢山います。(もちろんゼロの人もいます。)

また、お仕事の現場によっても、ギャラは大きく違います。
(それぞれの仕事の内容については、ナレーターのお仕事とは? をご覧ください。)

***

【TVやラジオの番組】は、
以下の通り、一般的には、下に行くほど安くなります。

地上波キー局
地上波地方局ネット・地方局単独/BS・CS
有線TV(各地方の公共チャンネルや通販チャンネルなど)
FMラジオ(ただし関東の有名局の場合です。コミュニティーFMはFMの範疇ではなくコミュニティ-ラジオとなります)
AMラジオ
なお、コミュニティラジオ・WEBラジオは、ほぼ無給(せいぜい交通費程度)らしいです。

***

【CMナレーション】は、番組ナレーションより高い設定になります。
(ただし「同じ人なら」という意味です。売れっ子ナレーターの番組ギャラと、新人のCMナレーションのギャラでの比較ではありません。)
こちらも、下に行くほど安くなります。

タイムCM・スポットCM
インフォマーシャル・パブリックCM
ローカルCM・ラジオCM・ネットCM

***

【企業VP】は、正直ピンキリです。
まっとうな制作会社からのお仕事は、まっとうな値段なのですが、
最近は、会社のHPの制作などとセットで
ちょっとしたビデオ制作をサービスしている会社もあり、
そういうところのナレーション料は、
大手企業のVPでも、ビックリするほど安い設定になっているようです。
(スタジオすら使わず、会社の会議室で収録するようなことすらあるそうです。)

なお、基本的には、出来上がりのタイムが長ければ長いほど高くなりますが
何分ならいくらという決まりがあるわけではありません。
もちろん、有名な人ほど高くなるのは、芸能の世界では常です。

***

【館内・店内の案内ナレーション】
博物館などの館内ナレーションは比較的まっとうなギャラが発生しますが、
店内ナレーションの場合、有線放送を提供している会社が
サービスの一環として提供している場合が多いので、
こちらも驚くほど安くなっているようです。

***

【音声合成】は、家電製品の声、交通機関の案内などは、
パブリックCM~ラジオCMあたりと似たり寄ったりです。

また、カーナビは、元はかなり高額だったのですが、
最近はどんな単語にでも対応できる音声合成ソフトが出来始めたので、
今後はどうなるか分かりません。
もしかすると、音声合成ソフトへの音声の提供が、昔のカーナビと同じぐらいかもしれません。
と言っても、音声合成ソフトに声を提供したら、自分の声が必要なくなりそうで怖いから、やりたくないですけどねぇ。

***

【オーディオブックの朗読】に関しては、
有名ナレーター(含む芸能人)以外のギャラはかなり安いと聞きます。
これは、買い手が決まっているわけではなく、
何本売れるかによって収入が変わる「出版」と同じ世界なので、仕方ないのだと思います。

中には、書籍の印税のように、
朗読ナレーションも、売れた金額に比例して、後から収入が発生するものもあります。
ただ、この方式は嫌がる事務所がまだ多いようです。

個人契約のナレーターの場合には、この方式も今後、増えるかもしれません。

*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫*≫

なお、余談ですが
時々、「ナレーターのお仕事は1時間いくらなんですか?」
などと聞かれることがあります。
しかし、ナレーターのお仕事は時給ではありません。
(もちろん声優も、タレントも、みんな同じです。)

そもそも、時給で考えたら、
へたくそで時間ばかりかかる人と、
初見読みでサクサク読んであっという間に終わる上手い人と比べた時、
時間のかかる下手な人の方がギャラが高い…なんて事になってしまいます。
そんなバカな話はありませんよね。(笑)

芸能のお仕事は、「1回いくら」という最初の契約で金額が決まります。
3時間の約束で始めたお仕事が、何らかのアクシデントで5時間かかっても
基本的にギャラは変わりません。

ただし、後ろの時間が決まっていて、その日は帰らざるえず、
また、スポンサーさん側の問題で翌日以降に持ち越しになった場合は、
別料金が発生します。
その場合、まるっと2日分になることもあれば、
元の料金の○割増で…となる場合もあり、ケースバイケースです。

追記
本文中で「~そうです」と伝聞系で書いたものは、私自身の経験ではなく
後輩などから聞いた話ですので、あしからずご了承ください。

それと「驚くほど安い」という表現の「驚き」は、私自身の驚きです。(笑)
その値段に対して、「驚くほど安い」と感じるかどうかは、主観によります。
これまた、あしからず、ご了承ください。(´m`)


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06 05
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターになるには、どこで学べばいいのか?

さて、ここまでの話で、
「ナレーターとはどんなお仕事なのか」
ということは、ほぼ理解できたと思います。

では結局、ナレーター志望の人は、どこで学ぶのが一番いいでしょうか?

まず、意識してほしいのは、同じ「ナレーション」と言っても、
・バラエティ番組のナレーション
・ドキュメント/ニュース番組の内のナレーション
・CMナレーション
・VP等企業向けのナレーション
・朗読

と、それぞれ少しずつカラーが違い
どこをメインに目指すかによって方向性が多少変わるということです。

もちろん、ナレーターと言われる人は、これら全部をこなしますが、
やはりそこには得意不得意があります。

全部を問題なくこなせる能力がある人はいいですが、
最近はナレーター志望の人も増え、競争が激化しています。
となれば、少しでも早く仕事として確立させるために、
自分の得意分野をまず伸ばす…という考え方をした方が有利でしょう。

そして、どのタイプのナレーションをメインに志すかによって、
アナウンサー系の学校で学んだ方が無難な場合も
声優・役者系で学んだ方がいい場合もあります。

とはいえ、一般の人がまず夢見る場所であろう
バラエティやドキュメンタリーの番組ナレーターになりたければ、
アナウンサー系のナレーション教室「だけ」で学ぶことはあまりお勧めしません。

もちろん、元々、番組ナレーションはアナウンサーが読んでいたものですから、
たしかにアナウンサーからナレーターになる人もいます。
しかし、アナウンサー系の学校にだけに行って
そこからナレーターにすぐなれるか…と問われると、実はかなり難しいのです。

なぜなら、アナウンサー系では、
最近の番組ナレーションに対応できるような
「芝居センスのあるしゃべり」を否定されてしまうことが多々あるからです。

アナウンサーは、基本的には「情報を告知」するのだから、
そこに自分の感情を入れてはいけないと教えられます。

実際、私の生徒から聞いた話ですが、
とある専門学校で、アナウンサー出身の講師に
【お経の読みが理想です】などと言われたそうです。
意味は「抑揚をつけず、まっ平らに読め」ということだったらしいですが、
そんな感情を入れない読みは、
アナウンサーでしたらいいかもしれませんが(ホントに、いいのか?!)
ナレーターとしては通用しません。

そもそも、そんな読みでいいのなら、局アナを使いますよね。
しかしニュース枠のVTRのナレーションすら、今はナレーターを使います。
なぜなら、VTR部分は普通、
「事実を知らせる」今日のニュースというより、
問題を特集として制作しているものだからです。

つまり制作側の感情…「気持ちを乗せて伝える」ことのできる人を求めているわけです。

そう、過去はともかく、現在の番組ナレーションは、
制作側の感情をたっぷり伝える読みが主流なのです。

それなのに【お経のようにまっ平らに読むのが理想】などと教えられては、
告知に近いナレーションなら出来ても、
芝居心が必要な、「感情を音にのせる」読みが出来なくなります。
そして、一度「告知読み」の癖がついてしまった人には、
そうでない読みに矯正するのが、本当に難しいのです。

もちろん、アナウンス系のところで、
基礎のストレートナレーションを学ぶというのは、悪いことではありません。
いや、声優養成所からナレーターに目標シフトした人たちの多くが陥る
「気持ちの悪い癖読み」の罠にはまることが少なくなる分、
最近私は、ナレーター志望の人には「まずアナウンサーを目指してごらん」と勧めています。


しかし、アナウンサーのナレーションだけでナレーターになれると思ったら間違いです。
ナレーターとアナウンサーというのは、似て非なるもので、
アナウンサーからすぐにナレーターになれる人は、
もともと持って生まれた「芝居のセンス」のある人がほとんどでしょう。

この「芝居センス」が曲者で、「アナウンサー志望」タイプの人にはたいてい備わっていない。
多分性格的な問題です。(笑)
だからこそ、私は、「イントネーション理論」を編み出したわけで、
このイントネーション理論がわかれば、
少々芝居センスがなくても、ストレートナレーションに色をつけることができるようになります。
(ただし、こちらには≪耳がいい≫という資質が必要になります。)

ですから、企業VPをメインの仕事にしたいのならばかまいませんが、
あえて言えば、朗読もアナウンサー系の読みで対処できます。
番組ナレーションをやりたいのなら、
アナウンサー系のところで学ぶ場合も、学びながら、
「ストレートナレーションはここで学ぶけど、番組ナレーションは別物」
常にどこかで認識していてほしいのです。

なお、同じアナウンサー系でも、スポーツアナはちょっと違います。
特に格闘技系のスポーツアナは、
大げさに盛り上げていく感覚を必要とされますから、
スポーツアナ出身でバラエティ番組のナレーターに転身した有能な方は結構います。
もしそういう方が教えている教室があったら、通ってみるのも面白いと思います。


次に声優の養成所で、ナレーションを学ぶ場合です。
こちらは芝居を習えるので、アナウンサー系のところよりは
バラエティやドキュメントを読んでみたいという人には向きそうな気がします。

しかし、声優養成所では、
実はナレーションが出来る声優講師が少ないというのも、また現実です。
最近は、ナレーションのレッスンも増えてきたようですが、
それでも時間的にも内容的にも、まだまだです。

ですから、セリフは出来るのに、ナレーションと思ったとたん
硬い、まっすぐな、華のない読みになってしまい、
どうすれば直るのかわからない、うまく読めない理由がわからない。
それどころか、セリフとナレーションは別のもの…
と思い込んでしまい、結果、アナウンサー教室で学んだ人と同じような
告知読みになってしまっている人が多くなってしまうのです。
それを注意されると、今度は、先ほども書いたように、
なんとか感情を乗せようとして、気持ちの悪い癖読みになるのです。
これは養成所の問題ではなく、本人の資質の問題の方が多いのは事実ですが…。


それなら、いっそのこと、
劇団の養成所に行って芝居をきちんと習うというのも手です。

芝居の素養をしっかり身につけ、それから読みの技術を「自分で」磨いていく
というのは、
今現在のトップクラスのナレーターさんには、結構多いルートです。

ともあれ、演技の基礎力を、声優や役者(お笑いもあり)の養成所で身につけたり、
基礎のストレートナレーションをアナウンサー系の養成所で身につけ、
それ以上の細かなナレーション技術に関しては、「独自に修行開発」していく
というのが、これまでのナレーターのルートとしては一番多いと思います。
近年ナレーターを志望している人の多くは、アニメや洋画の声優を目指していた途中で、何らかの理由でナレーターに希望をシフトした人が多いので、ナレーター志望の人も、実際ナレーターになった人も、声優の養成所で学んだ経験がある人はかなり多いと思います。

なお、最近は、
番組ナレーター自身が教えているナレーションの教室も増えてきました。

ナレーターは、個人経営(?)の人が多いためか、
ナレーター教室は、私のような個人の教室が多いです。
そんななか、
ナレーター事務所が自社のナレーターを講師にして経営している養成所も
いつくか出来始めました。

ただ、先ほども書いたとおり、声優などの養成所を卒業後に、
紆余曲折の末、ナレーターへ目標をシフトして、
ナレーターの養成所に通っている人が多く
全くの初心者には若干敷居が高くなっています。
(レッスンについていけない可能性も)
年齢層も、声優養成所などと違ってかなり高いはずです。
ちなみに私のレッスンも年齢層は比較的高めです。
ただし完全個人レッスンですから、その人に合わせたレッスンは出来るので、全くの初心者の方でもOKです。


*****

というわけで、結論。

今現在は、声優業界のように
「声優養成所に行かなければ、ほぼ声優にはなれない」
というような絶対的なルートがあるわけではないナレーターは
みんなそれぞれ、色々なルートから、ナレーターになっています。

つまり、
「自分の特性・興味を生かせる方向で学んでいく」
というのが、今現在のナレーターへのルートといえるわけです。

ですから、芝居が好きなら、役者の
アニメや洋画の声優も視野に入れているなら、声優の
その場を取りまとめる能力やフリートークに自信があるなら
レポーター、司会などのアナウンサー系の…
と、それぞれの興味、指向性にあった養成所と考えれば、まあOKでしょう。
「お笑いの養成所」というのも、候補の一つと思います。
また、落語や講談などのレッスンも大いに役立つと思いますよ。


もちろんその後に、(もしくは並行して)
ナレーションは、【ナレーターとしての修業】をしないと無理というのは、
どこに通っても同じです。

最終的には、ナレーションにある程度特化したところで学ばないと、
どうしても、ナレーターの技量を身につけるのは遅くなるからです。

いや、実際は、
今現在ナレーターになっている人のほとんどは、
ナレーション技量については独学の方がほとんどと思います。(私自身もそうです)
しかし、いまや、
ナレーター志望の人がとても増えていますから、
独学で一からやっていくのは、時間的に大変不利なのです。

*****

なお、どこで習うにしても、
ナレーターになりたいのなら、国語力は必須です。


どんなに読みの技術を磨こうとしても、読解力が欠落していては話になりません。

この文章は、どの言葉が主語で、どの言葉が述語で、
修飾語は、どこまでかかり、
意味がまとまっているのは、どこからどこまでなのか。
そして結局、何を言わんとしているのか…、

そんなことも分からず読むのは、ただの音読です。
それこそ、音声合成ソフトに負けてしまいます。

今、中学生、高校生でナレーターになりたいと思っている人は、
とにかく山ほど本を読み、新聞を読み、
「国語だけは大得意です」
と、胸を張って言えるぐらいの能力をつけてください。

大人になってから、国語力をあげるのは至難の業ですから、
もう、これだけは必須です。

このブログにも何度も書いていますが、
プロのナレーターというのは、
「そこに書いてある文字を、誰でもスッと頭に入るように…読んであげる」
というのが仕事です。
いわば、文章の解説者のようなものです。
そういうことが出来る人に、お金を払って頼むのです。

何が書いてあるのかよくわからないけど、
声に出して読むことはできます…
なんてレベルの人には、だれもお金は払いません。
そこのところだけは、しっかり胸に刻み込んでください。

次のページは、「ナレーターや声優の本業と副業」

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06 11
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターや声優の本業と副業

先日、こんな質問が来ましたので、今回はこれにお答えします。

ナレーターさんを始めとする声優さんは、
皆さんお仕事が来なければ本当に収入がないのですよね。
そんなとき、皆さんはどのようにして生計を立てられているのでしょうか?
仕事の依頼が不安定な為アルバイト位しか出来ない、とも聞きますが、
それは本当でしょうか?


はい、本当です。

声優・ナレーターをはじめ、芸能の仕事は
1カ月ぐらい前にスケジュールが出るものもありますが、
1日前に決定が出るものもあります。
また、オーディションを受けて、受かったかどうかわかるまで、
ずっとその日をキープしなければならず、
直前に『決まりませんでした』なんてこともしょっちゅうです。

誠に、不安定極まりないのです。(笑)

そして、そんないつ休むか全然わからないような人を
普通の社員として雇ってくれるところはまずありません。

まれに、芸能活動や、スポーツ選手に理解のある会社もあるので
正社員をやりながら…という人もいるかもしれませんが
そんなところに入れた人は大ラッキーというものです。

ですからたいていの人は、時間の融通のきくコンビニのバイトや
昼間の声優活動に支障のない夜のバイトをしています。
(居酒屋・ファミレスなどの夜間飲食店や24時間のコールセンターやレンタルショップなど)

また、年齢の行った方だと、
飲食店などを経営している方などもよく聞きます。
女性だと、占いやセラピー的な職業、
もしくは、アクセサリーや小物作りなどをなさっている方もいるようです。

とにかく、声優(ナレーター)の仕事を優先に、
いつ呼ばれても駆け付けられる体制にいないと、
仕事は誰か他の人に取られてしまうということです。

お笑いの新人さんたちが、よく貧乏ネタをやっていますが
声優業も、まったく同じだと思っていた方がいいということですね。
あっ、「一発屋」の自虐ネタもよく聞きますが、これも全く同じです。(笑)

なお私自身は、特殊事情(?)もあり
この業界に入ってから一度もアルバイトをしたことがありません。
特殊事情というのは、声優からスタートしたわけではないということです。

大学時代に通っていた各種学校からの紹介で、
学生時代から、タレント的な活動を開始し、
そのままDJ・レポーターなどのタレントになりました。

そして幸いなことに当時からそこそこしゃべれたので、
ちょっとしたナレーションなどの仕事をもらったり
イベントの司会をしたりして、
顔出しのタレント業とトータルすれば、
アルバイトをしないでも、やっていける収入がありました。

その後、タレント業などをしながら声優の勉強も始めたのですが
幸いにも81に拾ってもらってアニメ声優の仲間入りも出来ました。
もちろん、新人ですから安い単価でしたが、
アニメをやりながらも、タレント業やナレーションなどの仕事も続けていましたので、
やはりアルバイトは必要ありませんでした。

81プロデュースをやめた後は
野球の実況などスポーツ系の仕事を任されるようになり、
実況、レポートなどのしゃべりの仕事をしながら、
そのノウハウを生かして、取材記事を書いたり、
野球の番組のディレクターをやったりと仕事の幅を広げました。
また、現在はメインはナレーターですが、
最近は本を書いたり教えたりと、これまた仕事の幅が広がっています。

というように、
【業界内】の仕事だけで十分やってこれましたので、アルバイト経験はないわけです。

ちなみに、私のようなタイプのナレーターも結構います。
・顔出しのレポーターなどは別の会社でやって、
ナレーション部分だけナレーション(声優)事務所に登録したり、
・ミュージシャンとして音楽活動は個人でやりながら、ナレーション事務所にも所属したり
・劇団などに所属して、お芝居の仕事とナレーションの仕事は分けていたり…

などなど、数え上げればきりがありません。

ちょっと狭い範囲にはなりますが、ある意味、
・アニメの仕事をやりながら、ナレーションの仕事も始めた、
・アニメ声優とアニソン系の歌の仕事も同時進行をしている

などという人も、この部類ですね。

このように、同じ「芸能」で括れる仕事の中で
横のつながりを生かしながら仕事が出来る人は、
基本的にはアルバイトの必要はないでしょう。

もちろん、「芸能」の仕事は「水(ものの)商売」ですから、
どこかの仕事の割合が上がったり下がったりはしょっちゅうです。
しかし、どこかが下がれば、どこかが上がったりするものです。
そうなるのは、常にそれだけの努力をしているからですよ。

ですが、何かそういう幅を広げられるものをもっていない人は、
お仕事がなければ、その分の補てんはアルバイト…
というのは必然です。

これは声優(ナレーター)など声の仕事に限ったことではなく、
俳優も、お笑いも、ミュージシャンも、みんな同じことです。

食べていけるのは、何千何万と目指している人の中からほんの一握り。
そこになれなければ、
諦めるか、一生アルバイト生活を覚悟して夢を追い続けるか
どちらかしかありません。

ただし、諦めると言っても、景気の良かった時代はともかく、
今は、30歳なかばを超えて、夢をあきらめ、普通に仕事をしようとしても
まったく仕事がないような時代なのですから
そのタイミングを間違うと、大変なことになります。

もちろん、別の仕事で起業出来るようなタイプはまた別ですよ。
「昔、役者を目指していたがあきらめ、会社を興して今や大成功者」
なんて人も、世の中にはいますから、
そういう能力があるのなら心配はしません。

また、「諦める」ことを「挫折」とネガティブにとらえるのではなく、
次の飛躍への「チャンス」と、ポジティブにとらえられる人は、
どんな道を進んでも、間違いはないでしよう。

でも、その「覚悟」と「自信」がないのなら、やめておいた方が無難なのが
「芸能の仕事」=「水(ものの)商売」というわけです。


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07 09
2012

☆ナレーターになるには

ナレーターはフリーでもできるってホント?

ナレーターはフリーでもできると聞いたのですがどうやって仕事をもらうのですか。

今回は、この質問にお答えします。

何度も書いているように、
局のアナウンサー以外のものは、いわゆる個人経営者です。
声優事務所・ナレーター事務所に入ったって、給与は一切ありません。
完全歩合制です。
年収1億の人もいれば、年収ゼロの人もいるということです。
ちなみに、フリーアナウンサー系のタレント事務所も、完全歩合制です。
役者やミュージシャン系のタレント事務所は給与制のところが多いようです。


とはいえ、事務所に入っていれば、仕事のルートは事務所が持っていますから、
相手先に気に入ってもらえれば(仕事ごとのオーディションに受かれば)
お仕事をすることはできます。

では、フリーの場合はどうなるのか…。

簡単な話です。
自分の人脈が、仕事の人脈につながっていればいいのです。

でも、その人脈をどう作るか…それが大問題なわけですよね。(笑)

ではちょっと、たとえ話…。

今あなたが「たこ焼き屋さん」を始めようと考えたとしましょう。
…なぜたこ焼き?という突っ込みは無しでね。

もしあなたが、
「たこ焼きの焼き方、素人とは思えないよね。味も抜群 ! 」
と言われるような能力があり、お店を始めれば、人気店間違いなし !
という自信を持っていたとしましょう。

でも、たこ焼きの腕だけですぐに店を始められるわけではありませんよね。

まず、お客が入りそうなお店の場所の確保が必要です。
自己資金がなければ、どこかで資金を調達しなければなりません。
また、たこ焼き用の機械をどこで購入するか知っていますか?
原料のたこや粉をどうすれば安く安定的に仕入れられるでしょうか?

ご自宅や親せきが商売をしていれば、
それら人の繋がりからある程度知ることはできるかもしれませんが
サラリーマン家庭の人は、なにも判りませんよね。

そういう事を全部ひっくるめて、ある程度指南してくれるところ…
そして、それらへつながる人脈を持っているところ…
専門学校や養成所というのはそういう意味合いがあります。

そして、ナレーター志望の人が「声優養成所・声優専門学校」に行った場合ですが、
たしかに「ナレーションに強い声優事務所」という人脈は用意されています。
受かる受からないは別としてね。(;^_^A

ただし、それ以外の「個別の人脈」はあまりありません。

なぜ、そういうことになるかというと、
「声優養成所・声優専門学校」がメインで育てている
アニメや洋画などのお仕事の「ある特質」が関係しています。

その特質とは、「一つの番組に必要な人数が多い」ということです。

アニメや洋画のアフレコに必要な声優を必要とする制作者サイドは、
出演者を決めるにしてもオーディションをするにしても、
個別に声をかけるのは大変なので、普通は
事務所に一括で仕事の発注やオーディション情報を振ります。

ですから、よほど有名で、『この人でなければ』と思われる人でない限り
声優(アフレコ)の仕事は、事務所に所属していないとなかなか出来ず
よって、声優になりたい人たちが欲しいのは
声優事務所へのルートということになる訳です。

必然的に、声優の養成所はその事務所への人脈、
専門学校が持っている人脈は、
生徒を所属させられそうな「養成所」や「事務所」になります。

そう、「声優」ではなく「ナレーター」を第1目標にする場合、
「ナレーションに強い事務所」に入れればいいですが、そうでない場合、
フリーでやりたいと思っても、ナレーションの仕事に直接つながる人脈は、
声優養成所や声優の専門学校では、ほとんど期待できないというわけです。

もちろん、業界はすべてどこかでつながっていますから、人脈ゼロとは言いませんよ。
ただ、どうしても、事務所がらみの人脈の傾向が強くなるために、
フリーでナレーターを目指す人にとって有用な人脈の絶対数が少ないであろうという意味です。


と、ここまで理解してもらったところで、
話を「なぜナレーターの仕事はフリーでも取れるのか」
というところに戻しましよう。

1つの番組内で使うナレーターの数を考えてみてください。
アニメなどに比べてはるかに少ない…ですよね。

番組のナレーターは、たいてい1人、多くても2~3人です。
(ニュース枠などだと5~6人ぐらいいることもありますが。)

また、企業VPのナレーションなどでは、
ナレーター2人態勢などというのはほとんど聞いたことがありません。

つまり、誰か1人、ナレーターを見つければ、
それで、たいてい事足りるわけです。
となれば、制作サイドも、知り合いに「うまい人、使える人」がいれば、
その人にダイレクトにお願いしちゃうこともできるわけです。

だからこそ、
ナレーターは、フリーでやっていける道もある
ということなのです。

ではその、製作者側がたよるちょっとした知り合いとは、
どういう人たちでしょうか?

それは、その制作をしているスタッフの仕事仲間だったり、
イベント関係の会社の人だったり、
レーベル(レコード会社)の制作担当者だったり
広告代理店の人だったり、
スタジオの人だったり、音響さんだったり…。
ナレーター本人に「誰かいない?」と聞くことすらあります。

つまり、業界にちょっとでも関係のある場所に知り合いがいれば、
そこから話がつながる可能性があるわけです。

では、そんな業界につながりのある人脈を持っている学校とはどこでしょう?
それは、
アナウンサー系
タレント系
音楽系
どんなところにでも、本人がその気になればたくさん転がっています。
なぜなら、これらの仕事も、
声優関係とは違い、少人数いれば事足りることが比較的多い仕事なので
個人的な人脈がたくさんあるのです。

また、役者系も、
舞台を見に来た関係者に気に入られ…などという事をよく聞きます。

ディレクター・ミキサー・イベンターなどを養成する技術系の学校だって
人脈という意味ではたくさんあると思います。
(アーティストが珍しい分、目立つという利点すらあります。)

私自身の事で言えば、
大学に行きながら通っていた夜間のアナウンサー系の専門学校で
ホールDJや、ショーの司会・地方のCMナレーションなど
ちょっとしたお仕事のオーディションを紹介してもらい、
上手く受かったところから、徐々に口コミ的に人脈が広がっていきました。

具体的にはこんな感じ…
●ホールDJ(結構大きなホールだったので、評判になり)
→各地のイベントスペースのDJ→東京FMのDJオーディションに抜擢(デビュー)
●ショーの司会→別のイベント会社とつながりが出来る
→イベント用VPなど長いナレーションを読むきっかけとなる

また、仕事を始めてから通い始めた声優の先生のレッスンで
月1回、朗読会があったのですが、
そこに聞きに来てくれていた先生のお仕事関係の知り合いの人からも
よくお仕事をいただきました。

そして女性としての最初の「実況アナウンサー」になれたのは、
そもそも、アナウンサー系の学校時代の先生が、
3年ぶりぐらいにいきなり連絡をくれ
野球選手のオフのラジオの番組のアシスタントを世話してくれた事が始まりです。

その後、
野球の実況アナウンサーを探していたディレクターに
同じナレーター仲間の男性が
「自分は野球はわからんが、女でよければ詳しい奴がいる」と、
ふってくれ、しかもタイミングよく、
その会社の別件のオーディションを直前に受けていたので、
ダブルの知り合いということで
そんなあり得ないような話がとんとん拍子に通ってしまったのです。

ね、人脈って、みんなつながっているでしょう?
これらは、すべて、フリーで活動していた時のお話ですよ。
けっして事務所に所属していたわけではありません。
(仕事が決まってから、その仕事のために事務所に所属したことはありますが)

しかし、勘違いしないでもらいたいのは、
人脈というのは、お仕事に直結している人だけを指すのではないということです。

例えば学生時代の同級生や、
スポーツなどの仲間や、色々な趣味の仲間、
職場の同僚、営業先の会社の人…などなど、
どこにどんな人脈がつながっているかなんて、
だれにもわかりません。

そして、はっきりしていることは、
仕事の匂いのしそうな人とだけ、もの欲しそうに付き合うような人には、
ろくな人脈は出来ないということです。

でも本気で人と付き合っていれば、
ひょんなところから話はつながります。

後輩、生徒さんの具体例では、
芸能活動には関係のない普通のお仕事の関係者、
音楽やお芝居、スポーツなど趣味的活動時の仲間、先輩、
学生時代の恩師
同級生・先輩・後輩・幼馴染
はては、彼女の親族(笑)
飲み屋での知り合いすら、お仕事への人脈とつなげた人もいます。

ですから、
「人とは本気で付き合う」&
「恥ずかしがらずに自分が今やろうとしている事を話す」
という態度で普段から過ごしていれば、
どこかで誰かが気がついてくれる事があるということです。

そう、「願いは口に出した方が叶う」というのは、
単なるおまじないではなく、
そうやって真摯に生きていれば、どこかで誰かが聞いているよ…
ということだと私は思っています。

でもね、こういうことを書くと、何の努力もしないで
やりたいやりたいって「言うだけ小僧」になる輩が出てくるので
一応注意しておきますが、
「願いは口に出した方が叶う」のは、
口に出しても恥ずかしくないと思えるだけの努力をした人だけですよ。

努力もしないで望みがかなうほどの大天才なんて、
世の中にはほとんどいません。
「何の努力もしてません」なんて言ってる人の言葉をうのみにしちゃダメよ。(笑)

そうそう、ついでに言うと、
「負けず嫌い」というのは
「負けるのが嫌だから、負けないように頑張り続ける
という人を言うのであって、
「負けるの嫌い。相対的にみんなが自分より下でいてくれれば、それでいい」
という意味ではありません。

そんな意味で言ったら、人間みんな負けるのは楽しくありませんから、
世界中、負けず嫌いだらけになってしまいます。

「負けず嫌い」とは、負けない努力をしている人にだけ許される言葉ですから、
間違えないでくださいね。

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08 31
2014

☆ナレーターになるには

ナレーターという仕事

2か月ほど前に取材されたものが、出版されました。
 天職が見つかる女のお仕事バイブル

といっても、233種類もの仕事を紹介した中のほんの2ページです。(笑)

ホントは、そのアンケートに全6ページも書いたんですが、
残念ながら、本になったのは、その中のエッセンス部分だけ。
でも、採用されなかった部分も、
これからナレーターを目指そうと思っている方たちに役に立つかもと思ったので
ちょっとご紹介。←ちょっとどころじゃなく長いけど。(;^_^A

o。.◆.。o○o。。.◇.。o○o。.◇.。o○o。.◇.。o○o.◇.。o○o。.◇.。o

ナレーターという仕事

■年収だいたいの相場
女性ナレーターは、ナレーションの仕事のみ場合、0円~2000万円超…だと思います。
全女性ナレーターの平均値でしたら、
統計を取ったわけではありませんが、たぶん年収150万を切るでしょう。
(男性ナレーターの場合、収入がないとさっさとあきらめて普通の職業に就く人が多く絶対人数が少なく、平均値はもう少し上がると思います。)

そのぐらい、ピラミッドの頂点の人はごくわずかで、
「年収50万以下」の人は恐ろしいほどいます。

そんな状況ですから、純粋にナレーションの仕事のみで生きている人はごくわずかです。
役者やお笑い・元局アナが、それぞれの仕事をしながらナレーションもするように、
肩書きは一応ナレーターでも、
芝居やレポーターや歌手や司会や執筆や、ディレクター・プロデューサー・講師…
と、きりがないですが、
とにかく、いろいろな仕事をしながらナレーターをやっている人がたくさんいるのです。
(声優は、声優の中にナレーターも含む考え方と、ナレーターと声優を分ける考え方があります。
分ける考え方をとった場合、声優も、ナレーターの仕事を掛け持ちしている人が多い…ともいえます)


なお、年収100万以下のナレーターは、芸能の世界に人脈がないから、
普通のアルバイトをしている人がほとんどです。
その辺は、売れていない役者やお笑いの人と全く同じです。

■必要な資格
資格は特にありません。
ただし、「資質」は必要です。
私は、その資質を以下の2つのグループに分けて解説しています。
Aグループ
●声の質
●芝居センス
●滑舌の良さ(矯正などが必要な場合は、なるべく早くに対処しましょう)
●読解力 (国語の成績が悪い人はナレーターとして食べていくのはかなり難しいです)
●耳の良さ(音感・リズム感)
●ルックス(人に不快感を与えない程度でOK)

Bグループ
●継続力(努力心)
●性格の素直さ(言い訳しないで自分の悪いところを認める力)
●営業センス(対人力・性格の明るさ)
●行動力(運をつかむ力)
●理解力・勘の良さ(情報量が増えれば勘も良くなります)

詳しくは、こちらのページ

■今の仕事にはどうやって就きましたか?
ナレーターになったのは、色々な仕事の流れの中で…です。
実は、ナレーターという仕事が世間に認識され出したのは、ここ10年程のことです。
それまでは、局アナや、たまに役者などがやっているものと思われていました。
ですから、現在ナレーターとしてやっている人の中でも、
「ベテラン」と、「35~45歳ぐらいの中堅どころ」と、
これからナレーターになろうという「新人」レベルでは、
ナレーターなった(なる)道筋がかなり違います。

私の時代は、
「タレント・フリーアナ」や「声優・役者」などの仕事を、ある程度こなしている人たちが
「派生の仕事」としてCMナレーションや企業VP・TVナレーションをやっていました。

そんな中で、ナレーションの仕事が得意だった人は、
だんだんナレーションオンリーにシフトして「ナレーター」となっていったのです。

私個人でいえば、
ラジオDJとしてデビューしましたが、
学生時代から地方のTV・ラジオのCMナレーションなどをやっていましたので、
タレント活動をしながらナレーションをすることに抵抗は全くありませんでした。
というか、
長いナレーションを読める若い人がほとんどいなかったので、とても重宝され、
タレントとナレーションの両輪でうまく回っていました。
ただ、タレント仲間には、
「そんなつまんない仕事してかわいそう」と思われていましたね。(笑)

その後、「アニメ声優」をやったり、
「野球実況」という女性が誰もやっていなかった実況アナの仕事を中心に、
スポーツアナウンサーになったりと、
メインの仕事はいろいろ変わりましたが、
ナレーションの仕事は、常に仕事の両輪のうちの片輪であったことは間違いありません。
(ちなみに、長い芸歴の中で、「ナレーションだけ」しかやっていなかったという時期は、ほとんどありません。)

ただし、
現在は、ナレーターという仕事が市民権を得てきましたので、状況はだいぶ違います。

「ナレーターになりたい」と、ナレーターを第一志望にしている人や、
「声優になれなかったので、ナレーターを目指す」などというように、
まだ何の芸能活動を始めていないのに、
いきなり「ナレーター」を目標にするという人が増えてきました。

ですから、私のように「派生の仕事」という感じでナレーターになる人は、
ベテランを除くと、最近はかなり少なくなっています。
あっ、役者やお笑いからの転向組が、
私と同じルートでナレーターになっているタイプですね。
(アナウンサー系では、スポーツアナ出身の人がナレーターオンリーでやれるようになる確率が高いです。)

35歳~45歳の中堅どころのナレーターは、
「声優になれなかったので、ナレーターを目指す」というパターンの人が多いように感じます。
ですから、声優の養成所出身の人がたくさんいます。

ごく最近は、上記の中堅どころと同じ形で、
「声優になれなかったのでナレーターを目指す」…という人と、
「ナレーター」が第一志望という人に分かれます。
ナレーターが第一志望の人は、その希望に合いそうな事務所の養成所や、
アナウンス系の専門学校に行く人が多いと思います。

■特別に勉強したことは?
私の場合は、タレントスタートなので、あまり役に立たないとは思いますが、
私の通った学校は…
*東京アナウンスアカデミー(声優ではなく、アナウンサー養成の方)/大学時代
*NHK放送表現教育センター(アナウンスではなく、声優のアフレコレッスン)/タレント時代
*故・加藤精三氏(巨人の星の「星一徹」=飛馬パパ-の声)の個人レッスン/タレント・声優時代


個人的な練習としては、
毎日の外郎売などの調音練習(これは今でも)
新聞や、広告(看板や、ペットボトルに書いてあることなど目につくもの何でも)の音読や、
科学書などのわけのわからない小難しい本の音読もしていました。

■なぜ、その仕事に就こうと思ったのですか?
ナレーターになろうと思っていたわけではありませんが、
小学生のころ、放送委員でお昼休みに朗読をしたらものすごくウケた…
なんてこともありましたから、
「物を読む」ということはたぶん小さいころから好きだったのでしょう。

将来を考えだしたのは、中学生の頃。
受験勉強で夜更かししている時に聞いていたラジオの深夜番組で、
お悩み相談コーナーをやっていたのですが、
その相談に答えてあげる人になりたいと思ったのがそもそもの始まりです。(笑)

「悩み相談は、大人のパーソナリティーより、私の方がちゃんと答えてあげられる」
って思っていて、
「ラジオなどで相談に答える人になるには、心理学者になるかラジオのDJになるしかない」
と思っちゃったんです。
おバカですねぇ。
で、大学1年の秋から、アナウンス系の夜間の専門学校に通い始めました。
 
■仕事でいちばんのモチベーションとなっていることは何ですか?
人の役に立っているということ。誰かに感謝されているということ。…ですね。

「お金を払ってもらって、なおかつ感謝されるレベルの仕事をしよう」
というモチベーションがあれば、どんな仕事でもやっていけます。
結局、仕事というものは、そういうものだと思っています。
「自分がやりたいからやる」は、ただの趣味ですよね。

■その仕事に就いてよかったと思えることは何ですか。
タレント・声優・スポーツ実況アナ・ナレーターなど色々な仕事をしてきましたが、
さまざまなことをしてきたおかげで、人脈も知識もたくさん広がりました。

そういう経験値があるので、最近は若手に「教える」ということもできるようになりました。

この、「人に教える」ということは、自分自身に帰ってくることも多く、
おかげで、「自分ではできるけど言葉でうまく説明できなかった」ことが、
「理論的に解説できる」レベルまでになり、本を2冊書くところまで行き着きました。

実は私、中学1~2年のころは、SF作家になりたかったのです。(笑) 

生徒さんたちのおかげで、
作家は無理でしたが、本を出版するということが実現できました。
また、完全個人レッスンの中、生徒さん達の人生相談をすることも増えてきました。

そう、気がついたら、子供のころに好きだったこと、得意だったことが、
30年かけて実っているのです。
なんて幸せなんだろうと思います。

■逆に、「こんなはずじゃなかった」「これはきつい」ということはありますか?
「こんなはずでは」ということは一切ないです。
そういう希望的観測はしませんから。(笑)

「きつい」のは、営業です。芸能の仕事は、商品は自分自身です。

しかも、ナレーターや声優の事務所は、
事務所に入りさえすれば黙っていても仕事をあっせんしてくれるわけではありません。

色々な意味で、
自分で自分を売り込めないようなタイプの人は、事務所もプッシュしないのです。
自分で自分を売らなければならないというのは、
営業の中でも、最もきついことではないかと思います。

■仕事で、「女性で得をしたこと」「女性でよかった」と思うことは?
若いころの、まだ技術が伴わなかったときに、現場を沢山踏ませてもらえたのは、
「若い女の子だから」という許しがあったかと思います。
(もっとも、男性でも、「若い」という許しはあるとは思いますが。)

■仕事で、「女性で損をしたこと」と思うことは?
決定的なのは、23歳の時。
タレントから声優に転向しようとしたのですが、
とある大手声優事務所のチーフマネージャーに
「23歳? 今年24?! そんなたたき売りのクリスマスケーキみたいなババア、うちじゃ取らないよ」
と言われたことですね。
女性の場合は、若いことが商品価値で、年齢が行くと厳しいというのは、常に感じています。

もちろん、その世界で認められるところまで行けば、年は関係ないのですが、
スタートは早くないと相手にしてもらえないのは、今でも同じでしょう。

他に、若いうちから、いろいろ仕事をしていたときに、
何人かの男性同業者から
「女だからちやほやされて仕事があるだけだ。いつまでも続くと思うな。」
というひどい言葉をかけられたのは、今でも心に澱として残っています。(笑)

まぁ、人生トータルで考えれば、
男でも女でも、性別での損得はないと感じています。
いや、自分の人生の成功不成功を、性別のせいにしてはいけないと思います。
(日本の場合には…です。ナイジェリアの女の子たちが、一刻も早く親御さんの元に無事に帰れることを心から祈ります。)

■今の仕事をいつまで続けたいですか。その理由もあわせて教えてください。
やってほしいと思われる間はずっと。ただし、体がしんどいと思うまで。

理由
「誰かからの期待があれば、それに答えたい、喜んでもらいたい。」
…これが、仕事と言うより、人生のモチベーションだからです。
それに、今はナレーターと言っていますが、
今までも、芸能の仕事の中で少しずつ形を変えてここまで来ていますから、
今後もまだまだいろいろ形を変えて行くと思います。
どう変わっていくのか、自分でも楽しみなのです。

■「これが私の天職だ」と思うときはどんなときですか?
ありがとうと喜んでもらえた時。

■ナレーターにに向いていると思う性格や資質、特徴を3つ選んでください。
★社交性がある ★明るい ★協調性がある

■自分が就いている職業は、女性にとってどの程度働きやすいですか?最高★5つで…
人によっては★★★★★5つ 人によっては★★2つ 

■その理由は?
コミュ力があり、自分で自分をプロデュースし売り込む営業能力がある上に、
声の才能もある人でしたら、
時間の自由も効くし、働きやすい素晴らしい仕事です。
ただ、仕事の評価は常に他人で、しかも好き嫌いという部分が大きい仕事なので、
技術がいくらあっても、ど素人に仕事を奪われることもよくあります。
ひいき、不公平なんて日常茶飯事。
努力が実にならないことも多々あります。
ですから、声優・ナレーターは、ノイローゼ・うつ病になる人も、結構多い。
何が起きても、どんと構えられる心の強さがない人には、あまりお勧めできない仕事です。

o。.◆.。o○o。。.◇.。o○o。.◇.。o○o。.◇.。o○o.◇.。o○o。.◇.。o

昨日の夜は、セミナーだったのですが、
終わった後、何人かの人と、立ち話をしました。
そのときに話したことも、少し含まれてましたね。(笑)

あっ、セミナーの様子はまた近いうちにレポートしますねぇ。

☆━━☆.*━.*.━.☆━.*.*☆━━.*.☆━━☆.*━.*.━━.☆

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本書の目玉は、「下唇のしわしわ力」!!
口は広げるのでなく逆に縮めるべきという画期的な新理論で、
一瞬にして、滑舌良く、通る声になる体験をしていただけます。
そして、アクセントを使った言葉の山のイメージ!!
文字だけの説明では難しいのですが、CD付きなので、楽に理解できます。
他にも、
「喉声の一番原因、首に力が入りすぎている人の対処法は?」
「舌小帯問題はどこまで気にすればいいの?」
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そんな疑問に、実践的に答えた本です。

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白黒で見辛くなっている写真のカラーバージョンもご用意しました。
「魅せる声」のつくり方-3大新理論があなたの印象を変える-正誤表のページもどうぞ。



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プロフィール



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DJ・タレント・声優・ナレーター・スポーツ実況・司会etc、 声に関するお仕事は、ほとんど何でもやってきました。
2012/12よりフリーになり、主にナレーションのお仕事をしています。


《TV》
【ナレーション】…「お試しか!」 FNSソフト工場出品作品「はじめて代理店」「ご主人、それ間違ってます ! 」 「カラダのキモチ」「サッカースーパーレッスン」 「プロ野球ニュース」 「ミラクル☆シェイプ」 「ぐっともーにんぐ」「ジパング朝6」「就活リサーチ」 「一攫○金!ベガスさま」「ネオハイパーキッズ」他多数
【アフレコ】…「オヨネコぶ~にゃん」「ペットフレンド」「アテネ下町物語」「アドベンチャースポーツ」他多数
《スポーツ》
「夏の高校野球・宮城県大会」「東京六大学野球」「千葉国際駅伝」などの実況 ・「大井競馬中継」「さなえのショウアップナイター・ウオッチング」「めざせ甲子園」(兼ディレクター)、他多数
《CM》
ヨドバシカメラ・山崎パン・大和證券・集英社・モッズへアー・花王・ファミ通・ミラクルスパイス・イセキ農機・大和ハウス・アサヒテック・ことぶきや・学研・ハクビ・ビックカメラ・花王・テラオカ・ドリキャス・アガツマ・ピノチオ・シードコンタクトレンズ、他多数
《その他》
VP・DVD・ネット番組、銀行ATM等機械の声、執筆、教育活動、エッセイ、編集他…

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***≪書籍≫***

●「魅せる声」のつくり方 ●
---3大新理論があなたの印象を変える---

著:篠原さなえ
(講談社:ブルーバックス)



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人生が変わる 声の出し方
-----CD付き-----

著:篠原さなえ
(すばる舎リンケージ)

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篠原 さなえ

Author:篠原 さなえ
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